出版社内容情報
ビル・クリントン[クリントン ビル]
著・文・その他
ジェイムズ・パタースン[パタースン ジェイムズ]
著・文・その他
越前 敏弥[エチゼン トシヤ]
翻訳
久野 郁子[クノ イクコ]
翻訳
著者等紹介
クリントン,ビル[クリントン,ビル] [Clinton,Bill]
第42代アメリカ合衆国大統領(1993~2001)。退任後はクリントン財団を設立して、国際保健、少女や女性の機会均等、子どもの肥満、予防医学、経済的機会や成長の創出、気侯変動といった諸問題に取り組んでいる。ノンフィクションの著作が多く、『大統領失踪』は著者の初小説
パタースン,ジェイムズ[パタースン,ジェイムズ] [Patterson,James]
作家。全米図書協会から、文学界への長年の卓越した貢献に対して与えられる文人賞を授与されている。最も多くニューヨーク・タイムズ・ベストセラー第1位を獲得した作家としてギネスブックに載っている。著書は世界累計3,75億冊の売上を誇る。近年は、ジミー・パタースンという児童書のレーベルを立ち上げた
越前敏弥[エチゼントシヤ]
1961年生、東京大学文学部国文科卒、翻訳家
久野郁子[クノイクコ]
1965年生、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
187
上下巻、650P、完読しました。タイトルから、大統領誘拐ミステリかと思いきや、国際謀略サイバーテロ大統領冒険活劇でした。頁数の割には、行間が詰まっていないので、サクサク読めます。面白くなくはないですが、少し軽すぎる感じでした。ミステリを書く、(元)大統領等は、古今東西・未来も含めて、唯一かも知れません。2019/01/25
R
50
ついにサイバーテロの詳細もわかって、その排除に取り組んでいく。いちいち思わせぶりな台詞があって、罠じゃないかとはらはらしながら進めていくのだが、最終的には勇気と愛国心とが勝利を呼び込む的なお話。本当に、こういう映画ありそうだなというエンタメを楽しめたようにも思うが、少々ご都合主義すぎやしないかとも感じたところ。物語はこれくらいがいいのかもとも思うのだけど、割と楽しんで読めた。2019/04/06
sayan
35
良い意味で、下巻は期待を裏切られる箇所も少なくなく刺激性に富んでいた。特に、裏切りや情報漏洩を巡るシーンがストーリー展開を緊張感あるものにし、生々しく、読み飽きない。大統領と副大統領、および側近とのやりとりは上巻のそれと比較すると一層インパクトがあった。下巻は、物語の起伏や読み所も多く、エンタメ性もあり面白かった。2020/10/03
stobe1904
30
【ビル・クリントン作のスリラー下巻】元アメリカ大統領のビル・クリントンとベストセラー作家のジェイムズ・パターソンが組んだスリラー。下巻に入りスピード感を増しながらサイバーテロ抑止のため陣頭指揮を取るダンカン大統領。自身のチームメンバーの裏切りや対立党首との確執など政治色としての伏線は配置されてはいるが、元大統領経験者ならではの仕掛けが欲しかった。スピード感があってそれなりに面白いのだが、スケールダウンしたドラマ『24』を読んでいるようで読み応えがあまりなかったのが残念なところ。★★★☆☆2019/02/21
雅
30
ノンストップでスリリング。大統領が男前すぎるけど、作者が元大統領だからしょうがないのかな⁉2019/01/16
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- 洋書
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