筒井康隆、自作を語る

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152097989
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

出版社内容情報



筒井 康隆[ツツイ ヤスタカ]
著・文・その他

日下 三蔵[クサカ サンゾウ]
編集

内容説明

日本SF黎明期におけるSF同人誌“NULL”の創刊、短篇「お助け」での商業デビュー。“浸透と拡散の時代”を経て“日本SFベスト集成”の編纂や日本SF大賞の創設、エンタメ小説黄金期における大活躍と、断筆宣言。そして日本文学界の大家となって「最後の長篇」『モナドの領域』執筆に至るまで―半世紀を超えるそのキャリアを、筒井康隆自身が語る。“SFマガジン”に連載された「Live Wire」主催のロング・インタビュー採録に、自選短篇集の解題と全著作リストを収録。

目次

第1部 筒井康隆、自作を語る(日本SFの幼年期を語ろう;『欠陥大百科』『発作的作品群』の時代;『虚人たち』『虚航船団』の時代;“筒井康隆コレクション”完結記念)
第2部 自選短篇集 自作解題(ドタバタ篇 自作解題;ショート・ショート篇 自作解題;パロディ篇 自作解題;ロマンチック篇 自作解題;ブラック・ユーモア“未来”篇 自作解題 ほか)

著者等紹介

筒井康隆[ツツイヤスタカ]
1934年、大阪市生まれ。同志社大学文学部卒。60年、家族で発行したSF同人誌“NULL”から江戸川乱歩によって短篇「お助け」が“宝石”に転載されデビュー。以後、日本SF第一世代の中核を担う人気作家として多彩な活動を続けている。『虚人たち』で第9回泉鏡花文学賞、『夢の木坂分岐点』で第23回谷崎潤一郎賞、短篇「ヨッパ谷への降下」で第16回川端康成文学賞、『朝のガスパール』で第13回日本SF大賞、『わたしのグランパ』で第51回読売文学賞を、それぞれ受賞。アンソロジスト、マンガ家、劇作家、俳優としても活躍

日下三蔵[クサカサンゾウ]
ミステリ・SF評論家、フリー編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

MICK KICHI

105
筒井先生の作品には本当にお世話になっています。高校生時代に、丁度全集の発刊が始まり毎月お小遣いから¥1500円を握り締めて近所の書店(同級生の家だったりする)に走った思い出があります。それまではどちらかと言うと純文学、太宰治に熱中していたのが、筒井先生の短編集を読んだ途端に飛び上がるほど面白くて、世の中にこんな面白いことを小説に書いていいんだと思い、忽ち大ファンになりました。「虚構船団」や「夢の木坂分岐点」等、発売と同時に買い、SF、フロイト、シュールレアリズム、現代思想、全て筒井作品から吸収しました。 2018/10/05

harass

99
デビュー前の家族同人のことから、対談形式で当時を語っていく。同時期の作家仲間たちは日本SFの歴史そのものだ。正直いって、八橋一郎の評伝や筒井のエッセイを熟読している自分にはほぼ確認するだけだった。マニア向けの懐かしんで読む本かも。初心者には先入観なく彼の作品を手にとってたまげてもらいたいが、大量の作品が文庫でも手に入りにくくなっている現状で、決定版の全集として、筒井康隆コレクションの意義に感心する。こういう作家は他にいないのでは。レコード作品だった「デマ」が収録されているそうで驚く。ファン必読。2018/11/01

keroppi

87
筒井さんは、作品を書いた当時のことをよく覚えているなぁ。何十年も前のことなのに、実に楽しく語ってくれる。それくらい、一つ一つの作品に思い入れがあるということなのだろう。自分のことを「書き飛ばすタイプの流行作家ではなかった」と言っている。出てくる作品のほとんどは、読んで、刺激をもらったはずなのに、忘れてしまっているものもある。また蔵書から引っ張り出して読みたくなってくる。「ダンシィング・リバティ」表紙の人形、世田谷文学館「筒井康隆展」で売りに出そうかなというコメントも。うわー、欲しい!2018/10/09

HANA

65
デビューから最近までの作品を著者自身が語りつくす、まさに個人史にして語る日本SF史。この人の作品は中学時代狂ったように読み耽っていたため、作品のタイトルが出る度に内容を思い出して吹き出しそうになる。「最高級有機肥料」「心臓に悪い」「自殺志願」あ、書いてるだけで笑いが込み上げてくる。個人的に一番面白かったのは『大いなる助走』の段、某作家が厚い唇で怒鳴り込んできたというのが最高。作品自体もさることながら、当時の作家たちとの交遊も又興味深い。最近の作品は余り読んでいないが、当時の話も含めて読み直してみるかなあ。2018/11/27

くさてる

42
わたしはわりと真面目に日本人でノーベル文学賞をとるのにふさわしいのは筒井康隆じゃないかと根拠なしに思っているくらいにはツツイストなのですが、とても面白く読めました。インタビュアーの日下三蔵氏の話運びと構成がとても良いのが分かる読みやすさがあって、なおかつご本人もとても伸びやかにリラックスして語られている感じがする。そんな状態で自作を語られているのだ。面白いに決まってるでしょう。またいろいろと読み直したくなりました。2018/10/31

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