出版社内容情報
不正はまだ続いている!――オリンピックを超える世界的なスポーツイベント、サッカーW杯。だが、その開催権獲得の裏で動いているのは巨額の不正な金と陰謀だ。本書は、ロシアがW杯の開催権を得るために使った不正な取引の数々――賄賂、エルミタージュ美術館の絵画提供、審判の代理買収――からFIFAの汚れた理事たちの姿までを次々と明かしていく。映画化決定の迫真のノンフィクション
ケン・ベンシンガー[ベンシンガー ケン]
著・文・その他
北田 絵里子[キタダ エリコ]
翻訳
手嶋 由美子[テジマ ユミコ]
翻訳
国弘 喜美代[クニヒロ キミヨ]
翻訳
内容説明
ワールドカップを初めとするFIFA(国際サッカー連盟)関連大会の開催権、放送権、広告権獲得の裏で動いているのは巨額の金と汚れた権力闘争だ。2015年にアメリカの捜査当局が明らかにしたかつてない規模の不正、贈収賄、マネーロンダリング事件は世界のサッカーファンを驚愕させた。会長、副会長は辞任に追い込まれ、FIFAからは多数の逮捕者が出た。本書は、FIFA汚職事件の全容、ロシアがワールドカップ開催権獲得に使った不正な手段、欲にまみれた理事たちの姿を白日のもとに晒す。
目次
ベリーマン
盗聴
“賄賂を受けとったことがありますか?”
クイーンズ出身の男
投票
ジャックvs.チャック
ポートオブスペイン
メイドマン
RICO法
ブレイザーの金〔ほか〕
著者等紹介
ベンシンガー,ケン[ベンシンガー,ケン] [Bensinger,Ken]
20年以上のキャリアのあるジャーナリスト。全米雑誌賞、ジェラルド・ローブ賞金融ビジネス部門賞を受賞している。ウォール・ストリート・ジャーナル、ロサンゼルス・タイムズなどで活躍した後、2014年からはBuzzFeedニュースの調査報道チームの一員となり、スポーツ、労働問題、アート、自動車、政治など多岐にわたる報道に関わった。『レッドカード―汚職のワールドカップ』が初の著書である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
ヘラジカ
garth
ふぁきべ
こも 旧柏バカ一代