ジョン・ル・カレ伝〈上〉

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ジョン・ル・カレ伝〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 480p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152097668
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0098

出版社内容情報

かつてMI5、MI6のスパイだったル・カレの波乱に満ちた生涯! 全米批評家協会賞受賞の伝記作家は、近親者、友人への度重なるインタビューを敢行し、さらにはル・カレ自身の膨大な個人アーカイブの資料をひも解きながら、秘密主義の巨匠の真の姿に迫っていく。

アダム・シズマン[シズマン アダム]
著・文・その他

加賀山 卓朗[カガヤマ タクロウ]
翻訳

鈴木 和博[スズキ カズヒロ]
翻訳

内容説明

ル・カレ本人への長時間のインタビュー、彼の所蔵する膨大な資料などをもとに、近親者、友人、諜報機関の同僚の協力を得て完成させた画期的大作。スパイ小説の巨匠の実像を描く決定版伝記。

目次

一文なしの億万長者
「われわれは上をめざす」
神と強欲の神
霧のなかをさまよう
国に尽くす
「タールのちっぽけなコレッジ」
「本当におしまいだ」
貧しくとも幸せ
「最初にミルク、次にインド産の紅茶」
「袋小路のような場所」〔ほか〕

著者等紹介

シズマン,アダム[シズマン,アダム] [Sisman,Adam]
伝記文学の古典『サミュエル・ジョンソン伝』を書いたジェイムズ・ボズウェルの伝記Boswell’s Presumptuous Task:The Making of the Life of Dr.Johnson(2001)で全米批評家協会賞を受賞。ほかに、ヒトラー研究で名高い歴史家ヒュー・トレヴァー=ローパーなどの伝記を発表している

加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
1962年生まれ、東京大学法学部卒、英米文学翻訳家

鈴木和博[スズキカズヒロ]
1975年生まれ。筑波大学第三学群情報学類卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キミ兄

2
デビュー当初の典型的な売れない小説家になるまでの人生が破天荒すぎる。そしてあまりにろくでなしの父親。こういう親族がいるといくら成功してもすぐに稼ぎを吸い取られてしまう。今後の波乱要因。下巻へ続く。☆☆☆☆。2021/02/28

うめ

0
著者曰く「存命する人物の伝記を書くうえで考えられる最高の条件が整った」ジョン・ル・カレの伝記。上巻は誕生から『鏡の国の戦争』の刊行までが書かれています。小説に限らず、絵や詩、物真似も上手で、その多才ぶりに驚きました。俳優、芸術家など小説家以外の道もありえたかもしれないんだな~と思いました。MI6の新入職員研修について、『寒い国から帰ってきたスパイ』の成功と反響など内容が濃くて面白かったです。私がジョン・ル・カレを知るきっかけになったスマイリー三部作については下巻に書かれているので読むのが楽しみです。2020/12/06

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