わが闘争〈２〉恋する作家

クナウスゴール，カール・オーヴェ【著】〈Ｋｎａｕｓｇａｒｄ，Ｋａｒｌ Ｏｖｅ〉/岡本 健志/安藤 佳子【訳】

早川書房（2018/01発売）

• サイズ 46判／ページ数 792p／高さ 20cm
• 商品コード 9784152097439
• NDC分類 949.63
• Cコード C0097

出版社内容情報

妻と別れ、ストックホルムに移り住んだ作家。そこで彼は恋に落ち
る。だが家族生活と芸術活動の両立は難しかった。世界的ベスト

内容説明

妻と別れ、ストックホルムで新しいスタートを切った作家、カール・オーヴェ・クナウスゴール。彼はそこで数年前に惹かれた詩人リンダと再会し、ふたたび魅了される。しかし、リンダと結婚し、子をもうけると、家族生活と創作の両立はますます難しくなっていった。驚くほど率直につづられる作家の恋と苦悩。世界を圧倒した自伝的小説、第二弾。

著者等紹介

クナウスゴール，カール・オーヴェ［クナウスゴール，カールオーヴェ］ ［Ｋｎａｕｓｇ〓ｒｄ，Ｋａｒｌ　Ｏｖｅ］
１９６８年ノルウェー生まれの作家。ベルゲン大学卒業。１９９８年に発表したデビュー長篇でノルウェー文芸批評家賞を受賞。２００４年に発表した長篇第二作は国際ＩＭＰＡＣダブリン文学賞にノミネートされた。２００９年に自伝的小説である『わが闘争　父の死』を発表。ノルウェーの文学賞ブラーゲ賞を受賞するなど高く評価されたが、一方で実在する人物を包み隠さず描いたことで議論を呼んだ。妻子とともにスウェーデン在住

岡本健志［オカモトタケシ］
大学非常勤講師（北欧文学・語学）

安藤佳子［アンドウケイコ］
東京外国語大学卒業。オスロ大学基礎教養課程修了。在ノルウェー日本国大使館勤務を経て商社勤務（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヘラジカ]

記憶力と感受性、それを表現する筆力。すべてが凄まじいの一言である。圧巻。物々しい表紙とタイトルのわりには地味な自伝小説なので、第1巻の読書メーターでのレビューは若干冷め気味だが、恐るべき小説なのは間違いない。今から3巻が待ちきれない思いだ。再読して1巻と共に感想更新予定。

2018/02/14