出版社内容情報
肌の黒さゆえに母から拒絶された少女。成人した彼女は、去った恋人を追って旅に出る。ノーベル文学賞受賞作家が描く贖罪と再生の物語漆黒の肌を持って生まれたために母から拒絶された少女。成人した彼女は、去った恋人を追って旅に出て、様々な人々と出会う。ノーベル文学賞受賞作家が現代を舞台に描いた贖罪と生まれ直しの物語
トニ・モリスン[モリスン トニ]
大社 淑子[オオコソ ヨシコ]
内容説明
彼女の名はブライド。漆黒の肌に白い衣装をまとうたぐいまれな美女。仕事でも才覚を評価され、まったく不満のない恋人がいる。しかしその完璧な生活は、昔の知人と再会した日から静かに崩れはじめた。突然去った恋人を追って車を走らせた彼女が、思いもよらない旅の果てに出会うものとは?ノーベル賞作家が初めて現代を舞台として描いた傷を抱えた子供と大人たちの物語。
著者等紹介
モリスン,トニ[モリスン,トニ] [Morrison,Toni]
1931年、オハイオ州生まれ。現代アメリカを代表する小説家。ハワード大学を卒業後、コーネル大学大学院で文学の修士号を取得した。以降、大手出版社ランダムハウスで編集者として働きながら、小説の執筆を続け、1970年に『青い眼がほしい』でデビュー。1973年には第二長篇『スーラ』で全米図書賞の候補となった。1977年の第三長篇『ソロモンの歌』は全米批評家協会賞、アメリカ芸術院賞に輝き、第五長篇となる1987年の『ビラヴド』(以上すべてハヤカワepi文庫)でピュリッツァー賞を受賞した。1993年にはその多大な文学的功績に対し、アフリカン・アメリカンの女性としては初めてのノーベル文学賞が授与されている
大社淑子[オオコソヨシコ]
1931年生、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了、早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こぽぞう☆
peace land
Erinelly
niki
紫