出版社内容情報
九・一一後、米情報機関は変質し、ドローンや民間企業を駆使した血なまぐさい作戦に深入りしてゆく。対テロ戦争の暗部をえぐる必読書
中東で、アフリカで、CIAは暗殺に、国防総省はスパイ活動に手を染めていた――ピュリッツァー賞を受賞したNYタイムズの記者が暴く米国の新たな戦争の実態。巻末解説は防衛研究所の小谷賢氏
内容説明
中東で、アフリカで、CIAは大規模な暗殺任務に、ペンタゴンはスパイ活動に手を染めていた―ピュリッツァー賞受賞記者が、世界規模で進行する「影の戦争」の最深部に迫る。「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラー&「ワシントン・ポスト」年間ベストブック選出。
目次
彼方の戦争
殺害許可
スパイ同士の結婚
暗殺部隊
ラムズフェルドのスパイ
怒れる鳥
真のパシュトゥーン人
曖昧化する任務
代理戦争
基地
前線なきゲーム
「親父さん」の復活
メスの刃
アフリカ・スクランブル
破綻
医者とシャイフ
空から落ちる火
引退者コミュニティのスパイ
著者等紹介
マゼッティ,マーク[マゼッティ,マーク] [Mazzetti,Mark]
「ニューヨーク・タイムズ」記者。専門は国家安全保障分野。1974年ワシントンD.C.生まれ。デューク大学卒業、オックスフォード大学にて歴史学(現代史)の修士号取得。「エコノミスト」、「USニューズ&ワールド・リポート」「ロサンゼルス・タイムズ」記者を経て現職。パキスタンおよびアフガニスタンにおける暴力の激化とアメリカ政府の対応に関する報道で、2009年にピュリッツアー賞を共同受賞。そのほか、CIAによる尋問ビデオの破棄をスクープし、35歳以下の若手ジャーナリストに贈られるリヴィングストン賞を2008年に受賞するなど受賞歴多数
小谷賢[コタニケン]
防衛省防衛研究所戦史研究センター主任研究官・防衛大学校講師(兼務)。専門はインテリジェンス研究、イギリス政治外交史。1973年京都生まれ。立命館大学国際関係学部卒業、ロンドン大学キングス・カレッジ大学院修了、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。防衛研究所戦史部教官、英国王立防衛安保問題研究所(RUSI)客員研究員を経て現職
池田美紀[イケダミキ]
翻訳家。東京大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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