ハヤカワ・ノンフィクション<br> ドイツ帝国の正体―ユーロ圏最悪の格差社会

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ハヤカワ・ノンフィクション
ドイツ帝国の正体―ユーロ圏最悪の格差社会

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152095954
  • NDC分類 332.34
  • Cコード C0033

出版社内容情報

こんな社会を許してはいけない! 「ドイツ版ピケティ」が、優等生国家の格差問題を徹底的に暴く。日本がそこから学べることは何か?

「富裕税を導入せよ」「税金逃れを許すな」――いかに税制度や社会保障が金持ちに有利にできているか、「ドイツ版ピケティ」として知られる政治ブロガーが検証する。日本語版への序文を特別収録

内容説明

優等生ドイツの内部崩壊!?真面目で勤勉、規律正しくて堅実。そんな優等生国家ドイツは、実は大きな闇を抱えていた!金持ちはもっと金持ちに、貧乏人はもっと貧乏に―。深刻化する格差社会に警鐘を鳴らすのが、“ドイツ版ピケティ”とも呼ばれる男。ドイツ中の注目を浴びたその驚くべき提言とは?日本にとってその意味とは?

目次

「富」の実態は目に見えない
富める者はますます富む
私たちの資産はいくら?
保険は誰の得になるのか
不動産は誰のものか
中小企業は経済のモーターなのか
株式会社ドイツの終焉
権力を一手に握るブラックロック
自営業という名の貧困
所有する者が得をする
資産家は富をどう築いているのか
金持ちのための社会主義

著者等紹介

ベルガー,イエンス[ベルガー,イエンス] [Berger,Jens]
ジャーナリスト。ドイツで大人気の政治ブログ「シュピーゲルフェヒター」を執筆。高級紙にも多数寄稿している。著名な政治家も寄稿する政治ブログ「ナッハ・デンク・ザイテン」の編集者

岡本朋子[オカモトトモコ]
ドイツ語翻訳家。大阪外国語大学外国語学部地域文化学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

読書実践家

7
格差社会を生み出すことについて、ドイツとアメリカを比較する。国家の仕組みが明らかになる。ドイツは国力の大きさからも注視していく必要性があると思った。2016/04/24

りょうみや

2
ドイツは金持ちが天井知らずの格差。この本に書いてある格差のロジックはドイツに限らず、アメリカを始め新自由主義の国全てに当てはまることで、それぞれの要因の程度の差はあれ、ドイツ特有のことはほとんどないのでは。これを是正するための提言がいくつもされているが、要は金持ちに対する上手な課税システムが必要。ドイツには今は機能していないが資産税があることは知らなかった。これは全世界が取り入れるべき税システムだと思う。2016/03/03

よこまつ

0
戦後ドイツはとらえづらい。例えば文学レベル日本ではまだまだ扱われていない分野。東西ドイツ対立や戦後からの復興。映画ではよく題材にされるが人間性に力点がゆき、社会全体を理解できないものがおおい。それを詳細に取り扱っている点だけでもこの本に感銘を受けた。2016/05/05

かなく

0
金で議員、議席、票が手に入れられる事が原因ではないだろうか。2016/03/27

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