出版社内容情報
日本は世界一のランニング大国。だがなぜマラソンには勝てないのか? そんな疑問を抱いた記者は、家族と共に京都に移住。駅伝や千日回峰に挑む僧侶を取材しながら、日本の陸上文化の真実に迫る
内容説明
ランニングをこよなく愛するイギリス人ジャーナリストが駅伝取材のためはるばる日本にやってきた!日本語がまったくしゃべれないまま、京都に家族とともに半年間滞在し、箱根駅伝、実業団駅伝、そして比叡山の千日回峰行を体当たりで取材する。やがて駅伝の魅力にとり憑かれた著者は、自らも駅伝マンを目指すことに…。日本独自のランニング文化や長距離走界の慣例を、海外事情と比較しながらユーモラスな視点で描く、イギリス人駅伝マンの体験記。
目次
謎だらけの日本の長距離界
ロシア経由、日本への旅路
不思議の国ニッポン
和をもって駅伝となす
最初の難関
大学陸上部の練習に参加してみた
ライバル心と団結心
日本の伝統的な走り方
人はなぜ走るのか
初めての駅伝観戦〔ほか〕
著者等紹介
フィン,アダーナン[フィン,アダーナン] [Finn,Adharanand]
イギリスの新聞“ガーディアン”紙の編集者兼フリーランスのジャーナリスト。ケニア滞在経験を著した代表作『ケニア人と走る』(Running with the Kenyans 未訳)で“サンデー・タイムズ”紙の年間スポーツ書部門賞などを受賞し注目を浴びる。幼少期よりクロスカントリー・ランをはじめ、現在はイギリスのデヴォン州のトーベイ・アスレチック・クラブに所属し長距離走にいそしんでいる
濱野大道[ハマノヒロミチ]
翻訳家。ロンドン大学・東洋アフリカ学院(SOAS)卒業。同大学院タイ文学専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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