病院は劇場だ―生と死を見つめた研修医の7日間

電子版価格
¥1,870
  • 電子版あり

病院は劇場だ―生と死を見つめた研修医の7日間

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 352p
  • 商品コード 9784152095251
  • Cコード C0047

内容説明

若き研修医が患者との魂の交流をつづるフランス発ベストセラー!ユーモアとエスプリに富む軽快な文章を通して、人生の素晴らしさを謳う感動の医療エッセイ。

著者等紹介

ボーリュー,バティスト[ボーリュー,バティスト] [Beaulieu,Baptiste]
フランスの医師、ブロガー、作家。1985年生まれ。フランス南西部の公立病院で医学研修(インターン)中の2012年11月に、ブログ「alors voil`a(さて、では)」を開設。病院内の出来事をユーモアを交えて紹介し、患者と看護する人々との間を取り持つことを目指したこのブログは、累計500万人が読む人気となり、2013年1月には、一般医療の問題を扱ったオリジナル作品に贈られる「アレクサンドル・ヴェルネー(Alexandre‐Varney)」賞を受賞。2014年10月に医師免許を取得

三本松里佳[サンボンマツリカ]
フランス語翻訳家。浦和明の星女子短期大学仏語学科、カナダ・ケベック州立大学トロワ・リビエール校フランス語学科卒業後、カナダおよび日本で通訳・翻訳業に従事。現在はミャンマーの中心都市ヤンゴンの日系ホテルでマネージャー職のかたわら、翻訳を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

16
フランスの病院に勤める研修医が、いまにも死を迎えようとしている患者の為に、自分がこれまで体験してきた様々な出来事を語っていく…という内容。フランスと日本の文化的違いを感じるエピソードも多いけれど、文化の差は関係なく身に沁み入るようなものもある。フランス人にとっては性愛ってとても大事なものなんですね。あと、ユーモアが本当にブラックだ…。断章的に語られているので、読みやすかったです。単純な感動モノでは全く無く、構成には仕掛けもあって、とても面白い一冊でした。おすすめ。2015/05/11

mawaji

3
朝3時にMRIを撮ってくれと来る患者がいるから救外がいつも混雑する現状や「繊細さ」と「整形外科医」という言葉の組み合わせはまったく奇抜とか救急救命ではどのセクションでも同じ日に同じ症状の患者が来るなど医療界のあるあるネタは日仏で共通するものがあるようです。でも患者さん相手に本書のエピソードのような軽いジョークで対応できる土壌がまだ日本にはなさそうで、やはり風刺新聞が売れるお国柄ならではという感じがしました。他意はありません。私ももっと宗教的・文学的素養があれば著者のジョークもよりウケて受け止められたかも。2015/05/31

y

1
読もうと思った決め手は表紙の絵かな。クソ真面目な研修医っていうより、バランス(要領)の良い医者見習いって感じがして興味湧きました。後半のシーンは、劇的なのに、何も着飾っていないような美しさがあった。2015/06/24

ちむ

1
フランスの研修医のお話。ムスメが言っていたことが同じように書かれてあって、やっぱりそうなんだ~と思いつつ読んだ。火の鳥さんが悪くなってからはなかなか先に進めなかったけれど、ライオン君の気持ちに大いに共感できた。読後感は良かった。2015/05/10

花川戸助六

1
入院してわかるんですが、ホントに病院っていろんな事が起こるんですよ。2015/04/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9622538
  • ご注意事項