出版社内容情報
ドキュメンタリー映画「インサイド・ジョブ」でアカデミー賞を受賞した監督が放つ告発の書。金融危機を招いたウォール街の犯罪行為とアメリカの劣化ぶりを容赦なき取材で暴き切る。真山仁氏推薦
内容説明
映画『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』でアカデミー賞(長編ドキュメンタリー映画部門)を受賞した監督が筆鋒鋭く追及する金融危機の「戦犯たち」。果てなき強欲が招いたアメリカの劣化とは?
目次
第1章 アメリカの現状
第2章 パンドラの箱を開ける―金融緩和の時代(一九八〇年~二〇〇〇年)
第3章 バブル パート1―二〇〇〇年代の借り入れと貸し付け
第4章 バブルを生み出し、世界に広げたウォール街
第5章 すべてが崩れ落ちる―警鐘、略奪者、危機、対応
第6章 罪と罰―犯罪事業としての銀行業とバブル
第7章 痛みをもたらす負の産業―野放しの金融部門
第8章 象牙の塔
第9章 出来レースの国、アメリカ
第10章 何をするべきか
著者等紹介
ファーガソン,チャールズ[ファーガソン,チャールズ] [Ferguson,Charles]
アメリカのドキュメンタリー映画監督、作家。1955年サンフランシスコ生まれ。カリフォルニア大学(UC)バークレー校で数学を専攻し、マサチューセッツ工科大学(MIT)で政治学の博士号取得。ホワイトハウス、米国通商代表部などの公的機関、およびアップルやIBMなどの技術政策顧問を務めた後、1994年にインターネット・ソフトウェア会社を設立。ウェブサイト構築ツール「フロントページ」で大成功を収め、この会社は96年にマイクロソフトに売却された。『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』(2010年)でアカデミー賞(長編ドキュメンタリー映画部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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