フラクタリスト―マンデルブロ自伝

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フラクタリスト―マンデルブロ自伝

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  • サイズ B6判/ページ数 493p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152094018
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0042

出版社内容情報

アートから経済まで、多彩な領域の解明の鍵となるフラクタル。独自のジャンルを創った天才数学者が、唯一無二のテーマを?んだ経緯と波瀾の人生を振り返る、発想のヒントに満ちた面白すぎる自伝

内容説明

シンプルな数式が摩訶不思議でカラフルな図形を生む、フラクタルの魔術は、数学を知らない人も簡単に魅了する。一方で、言語分布から金融工学までの広範な分野について基盤をなすのもフラクタルだ。フラクタルの創始者マンデルブロは、その理論にふさわしいユニークな人物だったが、生い立ちが詳しく知られることはなかった。彼がどのような科学者に影響を受けたか、あるいは、第二次大戦下、ユダヤ系のポーランド人として生命の危機をいかに逃れたかの詳細は、本人の手になる本書が書かれてようやく明らかになったのである。私たちの世界の見方を一新した天才、マンデルブロが死の直前に書き残した待望の自伝。

目次

第1部 科学者になるまで(ルーツ―血筋と精神の根源;ワルシャワでの子ども時代(一九二四~三六年)
パリでの少年時代(一九三六~三九年) ほか)
第2部 科学と人生を学んだ紆余曲折の長い道のり(パリ―試験地獄、選択の苦しみ、一日だけ通ったノルマル(一九四四~四五年)
エコール・ポリテクニークの(当時はめずらしかった)外国人学生(一九四五~四七年)
パサデナ―黄金時代のカルテクへの留学(一九四七~四九年) ほか)
第3部 人生の実り多き第三段階(IBM研究所で科学の黄金時代を過ごす(一九五八~九三年)
ハーヴァードにて―ファイナンス分野の扇動的な新参者が革命的な展開を推し進める(一九六二~六三年)
フラクタルへ向かう―経済学、工学、数学、物理学によって、IBM、ハーヴァード、MIT、イェールを経て(一九六三~六四年) ほか)

著者等紹介

マンデルブロ,ベノワ・B.[マンデルブロ,ベノワB.] [Mandelbrot,Benoit B.]
エコール・ポリテクニーク卒業後、パリ大学で数学の博士号を取得。研究者としてIBMに35年以上、教授としてイェール大学に17年間在籍。フラクタル幾何学の父として最もよく知られ、情報理論、経済学、流体乱流、非線形動力学、地球物理学などの幅広い分野における現象に関するわれわれの理解に革新をもたらした。2010年10月14日没

田沢恭子[タザワキョウコ]
翻訳家。1970年生。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科英文学専攻修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

67
「マンデルブロが死の直前に書き残した」とあるが、本人は、刊行された本を手にすることはなかった。 カオス、フラクタルの数学の齎した美の深層。単純な数式にもかかわらず描き示される世界の驚くべき深み。  数的センス、美的(音感も含めて)が高ければ、それだけこの比較的近年になって示された世界に啓示のような驚異感を覚えるに違いない。2014/01/14

イノ

21
honzから。最初の挿絵でフラクタルの存在を知ったレベル。   学生の頃から片鱗が見えてて、家族のささえや 親族の影響もあり一般的な学生や数学者とは一風変わった 経歴を持つ。 そのせいか徴兵のエピソードとかパソコンの管理とか面白い話も多いw      そうして身に付けた素養もあり、 コンピュータが誕生し、他の偉大な学者との出会いや様々な影響も あってフラクタルを発見する事が出来たと言っている。 正に時代が人を選んだのだろう。 自伝だからか読みやすく面白かった。 2016/08/02

Willie the Wildcat

15
視点。既成概念を感性で捉え形とする。イメージを膨らませることで、新たな概念を形成。背景に、尽きない興味と、両親の一貫性。様々な試練も、著者の志の強化、そして感性を育む一助となった印象。”時代遅れ”の教科書が鍵。故に、(疑問を持っていたことだが)現代の教科書のあり方を振り返る必要性も感じる。自然科学の面白みを拡げた貢献が、もう少し認識されてもいいのになぁ。2013/12/27

モモのすけ

5
「出来事の重要性というのは、きちんと記録するには手遅れとなってはじめて理解されることがあまりにも多い」「ルイ・パストゥールは、偶然は準備が整った人に味方するといった」2014/06/28

O. M.

4
フラクタル理論で有名なマンデルブロ博士の自伝。天才が素直に自分の意見を表明しており、文章や思想に少しとっつきにくさはあります。私がこの本の最大の価値と思うのは、現代科学の最先端理論が、どのような発想・環境・人間関係の元で生まれるのかを追体験できることです。もちろん、本書は学術書ではないので、その雰囲気を感じるといったところですが。また、ファン・ノイマン博士やオッペンハイマー博士のような、教科書に載っているような著名な科学者達が登場するのが、個人的には興味深かったですね。2014/03/08

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