出版社内容情報
十年ぶりの大改訂! いまや世界レベルに迫る日本ワイン界のたゆまぬ努力と挑戦の歴史から、主要品種、トレンド、現状分析までのすべてがこの一冊に! 日本ワインの礎を築いた定番ガイドの新版
内容説明
急速な進歩を遂げ、いまや世界レベルに近づきつつある日本ワインの魅力的な造り手たちを紹介しながら、各地の主要ワイナリーとその銘柄、日本ワインの現状と課題を分かりやすく解説。プロ・アマ問わず、ワイン選定やワイナリーめぐりに必携のガイドブック、待望の最新版。全国ワイナリーリスト、主なブドウ品種紹介を収録。
目次
ワインとは、なにか?
日本ワインの歴史
四爺さんの奮闘
日本の大手ワイン・メーカー
山梨県
長野県
北海道
山形県
東北地方
関東ブロック〔ほか〕
著者等紹介
山本博[ヤマモトヒロシ]
1931年横浜生まれ。弁護士。日本輸入ワイン協会会長。フランス食品振興会主催世界ソムリエコンクールの日本代表審査委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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nizimasu
4
日本のワインに興味のある人であれば必読の本かもしれない。前半は日本のワイン史をなぞりつつ、大手のメーカーのワイナリーの紹介から、全国の蔵元のガイドも実に懇切丁寧であります。特に気になるエリアのワイナリーの項目を読むだけでも楽しいが意外になかなか由来のわからない大手のメーカー発のワイナリーは実は日本のワイン史を語る上では欠かせなかったりしてちょっと認識が新たになりました。それにしても地域で見た時の東北地方がもうちょっと盛り上がってほしいと思ったり山形のワインのうまさも物語で納得したりしました2015/11/23
Marie
3
日本のワインの改訂版という感じだったので、復習も兼ねて読めた。2023年現在ではもっと多くのワイナリーがあるが、先ずはここをベースに全体像を飲みつつ掴んでいきたい、と思ったのでコンビニで見つけたアルプスのコンコードを買ってみた。香りは葡萄というイメージ。調べてなるほど、アメリカではジャムで使われているのね、と納得。2023/03/14
ぱぁる
1
図書館の新刊棚の本。知ったメーカー、産地が目に留まり借りた次第。日本ワインの歴史は浅くて、開拓者は例に漏れず、失敗と成功を重ねたのだろう。何はともあれ、美味しいワインに乾杯!2013/09/07
あたおろち
0
各ワイナリーが網羅的に紹介されているだけでなく、日本のワインの歴史、いまの状況についても幅広く触れられており、日本ワイン解説書として決定版と言える2020/04/12