モサド・ファイル―イスラエル最強スパイ列伝

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モサド・ファイル―イスラエル最強スパイ列伝

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  • サイズ B6判/ページ数 454p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152093523
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0031

出版社内容情報

世界を瞠目させる秘密作戦を担ってきたエージェントたちの知られざる素顔とは? イスラエルでベストセラーとなった白熱のスパイ秘録

アイヒマンの誘拐、パレスチナ・ゲリラの殲滅、核開発を巡るイランとの暗闘――最新情報と詳細な取材を基に、命がけで任務に当たるイスラエル諜報機関員たちの実像を活写するノンフィクション。

内容説明

スパイ小説の巨匠が、ベールに包まれた情報機関の真実を描くベストセラー・ノンフィクション。

目次

ライオンの巣穴に一人で飛びこむ
闇世界の帝王
テヘランの葬儀
バグダッドの処刑
ソ連のスパイと海に浮かんだ死体
「ああ、それ?フルシチョフの演説よ…」
「アイヒマンを連れてこい!生死は問わない」
ヨセレはどこだ?
モサドに尽くすナチスの英雄
ダマスカスの男〔ほか〕

著者等紹介

バー=ゾウハー,マイケル[バーゾウハー,マイケル][Bar‐Zohar,Michael]
イスラエルの作家。1938年ブルガリアに生まれ、48年にイスラエルに移住する。ヘブライ大学を卒業後、パリ大学で政治学と国際関係論の博士号を取得し、在学中に新聞社の特派員となる。1956年の第2次中東戦争、67年の第3次中東戦争、73年の第4次中東戦争に従軍。その後、ハイファ大学、米国のエモリー大学で教鞭をとり、国会(クネセト)議員にもなった。また、モシェ・ダヤンの顧問を務め、スパイ小説の巨匠として知られ、その功績を称えられ、レジオン・ドヌール勲章など受賞歴も多数

ミシャル,ニシム[ミシャル,ニシム][Mishal,Nissim]
イスラエルのジャーナリスト。おもにテレビの世界で活躍しており、イスラエルのテレビ局の政治記者、ワシントン特派員、社長を務める

上野元美[ウエノモトミ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テツ

19
ユダヤ人にとって悲願だった国家の建設。そして紆余曲折を経て成し遂げたそれをどんな手段を用いても守ろうとするイスラエルの諜報機関モサド。法律や人命などイスラエルという国の存在のためなら何の価値もないとばかりに彼らはありとあらゆる手段を取る。近代社会でもちょっと裏に回れば血生臭く野蛮な闘争が続いている。日本で平和に怠惰に穏やかに暮らす僕たちには想像が難しい世界だけれど、国を守るってのは根本的には彼らのようにそのためなら手段を選ばないってのが本質なのかな。2017/12/17

白玉あずき

10
話としては面白い。しかしこれはモサドの正当性の宣伝、及び優秀性をアピールして敵側に圧力を掛けるための本なのか?確かに過去のユダヤ人の受難の歴史は同情できるが、回りじゅうを敵にしてしまうような国家運営は多大な犠牲を要し、他国から恨まれ、揚句長続きしないのではなかろうか。知恵ある外交と経済力で、モサドが活躍する余地を減らすことのほうが大事だと思うのだけど甘いのかしらん。2013/12/30

ふぇるけん

9
モサドとは、アメリカのCIA、イギリスのMI6に並ぶイスラエルの諜報機関である。そのモサドが数々の破壊工作や暗殺の作戦を行った記録。作戦もさまざまな偽装、変装のオンパレードで、敵国に一人で乗り込み、別人になりきって行動するという人間の精神は想像を絶するものを感じ、戦慄した。ただ、視点が西側目線で書かれており、アラブ諸国から見たときの正義はまったく異なるだろう。中東和平までの道のりの遠さをあらためて感じた。2013/04/04

ひびキング

8
子どもの頃からスパイ小説を読み、CIAよりKGBよりボンドよりも凄い世界一のスパイ機関モサドと教わって来た私です。ミュンヘンも劇場で観ました。そのモサド、創成期のスパイ戦からパレスチナと闘いの頃から暗殺集団に変貌してしていく様が興味深いです。そして終盤の舞台は2010年代。まさに今この時も彼等の闘いが続いている、という事実に極東の島国に暮らして毎日のほほんとしていることが幸なのか不幸なのかと考えてしまうのです。2015/05/20

ソウ

8
この本はヤバイ。ここ最近読んだ本の中でイチ押し。本当にあった話として凄惨な作戦が多数書かれているので、面白いといったら不謹慎かもしれないがメチャクチャ面白い。イスラエルとアラブ諸国との間でこれほどの暗闘が繰り広げられていたとはつゆ知らず。まるで北方水滸伝で描かれる致死軍と青蓮寺との戦いのよう。日本ではイスラム過激派のテロばかりが報道されるが、それ以上にイスラエルも相当な破壊活動を行っていることに驚き。我々一般人が知らないだけで、日本も周辺諸国に対して様々な工作を行っているのかもと思わず想像してしまう。2013/04/28

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