内容説明
トラヴィスの不器用で一途な愛をついに受け入れたアビーだったが、その矢先、苦い過去と対決することに。一方トラヴィスはラスベガスの闇社会からの危険な誘惑を受ける。トラブルの絶えない二人は「最悪の結末に終わる」とみなが言う。本当にそれは避けられないの？個性的なキャラクターが全米の女性の心をつかみ、口コミで大ブレイク。キュートなカップルのジェットコースター・ロマンス。
著者等紹介
マクガイア，ジェイミー［マクガイア，ジェイミー］［ＭｃＧｕｉｒｅ，Ｊａｍｉｅ］
オクラホマ州タルサ出身の作家。最初は電子書籍の形で発表した『ビューティフル・ディザスター』がニューヨーク・タイムズ紙やＵＳＡトゥディ紙のベストセラーリストに入り、人気作家の仲間入りをした。ヤングアダルト向けのパラノーマル・ロマンスＰｒｏｖｉｄｅｎｃｅシリーズ三部作がある。現在は、本物のカウボーイである夫と三人の子供とともにオクラホマ州のイーニドに在住
金井真弓［カナイマユミ］
翻訳家。法政大学文学部英文学科卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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すみの
28
あのトラヴィスとつきあうことで学内では好奇の目で見られるアビー。でも幸せだからいいじゃない！・・・と思ったら、アビーの隠された才能というか、秘密がラスベガスの裏社会との繋がりを示すものだった。そして今また最強のトラヴィスが裏社会と繋がろうする危険を彼女が必死にくい止める。どんなにわかりあえたとしても、考え方も価値観も多少は異なるのだから喧嘩は仕方ない。最後の賭けファイトで事故発生なのだが、物語の構成上この事故がググッと全体を締めた感じで、これがきっかけとなり若いふたりが決断。2015/01/25
菫子
27
Beautiful シリーズ1作目後編。前編ではいまいち理解し難かったアビーの良さやトラヴィスを頑なに拒む理由がわかり、アビーに共感できました。ただ者じゃ無い過去をもつポーカーに強いアビーのようなタイプの女性にトラヴィスが惹かれる理由も納得できました。火事で多くの学生が亡くなったのが辛かったけど。トラヴィスではなくアビーからのプロポーズが潔くて良い！狂犬っぽかったトラヴィスが初恋を実らせて忠犬になりました（笑）ウエディングの場面の原書が翻訳されていないのが残念。マドックス兄弟のロマンスも読みたいです。2018/11/01
Alice@JazzCafé
10
(酷評御免！）トラヴィスって恋愛依存症というかちょっとサイコっぽい。一歩間違えればストーキングや監禁とかしそうでヤバイ感じ。トラヴィスのようなワイルド系の男にめちゃくちゃ愛されてみたいという女性読者の気持ちも分かりますが、自分のタイプではなかったですね。最後はベガスとかタトゥーとかやめときゃいいのにと、若さゆえの暴走というかその場の盛り上がりだけで、とても感情移入はできなかったです。性描写もニュー･アダルト向けなのでかなりあっさりめなのは仕方ないけど、感情的にも盛り上がらず。2014/02/07
Satiko Mediocre
8
こんなにヒロインに『もーーー』とぶつぶつ言いながら読んだのは初めてです。素直じゃないヒロイン、いやでも、私も若かったら、自分の気持ちを素直に表現しなかったかも。。と最後には可愛いヒロインとして終わりました。ヒーロのトラヴィスが出来すぎです。あんなに強く想う姿、言葉がたまりません。アビーの友達だったら、説教してます(^_^;)2015/09/16
とろぷり
7
ヒーロー・トラヴィス視点の「ウォーキング・ディザスター」と交互に読む。《再読》2015/09/25
