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  • サイズ B6判/ページ数 766p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152093479
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

郊外の住宅地に住むバーグランド夫妻。学生時代に知り合って結婚し、二子を儲けたふたりだが、次第に心が離れていき……混迷の現代アメリカを写し取った、興奮の世界的ベストセラーがついに邦訳

内容説明

パティとウォルターのバーグランド夫妻は、ミネソタ州セントポールの善き住人だった。てきぱきとして愛想がよく、理想的な母親と見えるパティ。柔和で環境保護活動に熱心なウォルター。二人の子供とともに、夫妻は幸せな世界を築き上げようとしているかのようだった。しかし、二十一世紀に入ったころ、バーグランド夫妻にはいぶかしげな眼差しが向けられていた。なぜ夫妻の息子は共和党支持の隣家に移り住んだのか?なぜウォルターは石炭業界関連の仕事に就いたのか?ウォルターの親友リチャード・カッツとは何者か?そして―なぜパティはあんなに怒りに満ちた人間になってしまったのか?現代アメリカを代表する作家ジョナサン・フランゼンが雄弁な筆で描き上げる、よりよく生きようともがく人間たちの苦しみと喜び。皮肉と感動に満ちた世界的ベストセラー。全米批評家協会賞最終候補選出。

著者等紹介

フランゼン,ジョナサン[フランゼン,ジョナサン][Franzen,Jonathan]
長篇The Twenty‐Seventh City(1988)でデビュー。第二長篇Strong Motion(1992)を経て、2001年に発表した第三長篇『コレクションズ』(ハヤカワ文庫)で全米図書賞を受賞。ニューヨークとカリフォルニア州サンタクルーズで暮らす

森慎一郎[モリシンイチロウ]
1972年岡山県生、京都大学文学研究科博士後期課程修了、京都大学文学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りつこ

27
よかった…。こういう小説に出会いたくて本を読んでいるんだ。読めてうれしい。本が好きでよかった。「コレクションズ」も大好きだったけど、これも好きだ。親への恨み。なりたい自分となれなかった自分。愛してくれる人を愛せない罪悪感。好きになっちゃいけない人に惹かれる気持ち。結局はないものねだりだったのかと気づいた時の空虚。人間というのはかくも愚かで醜くて間違いを犯すものなのか…。だけど愛おしい。醜悪さも含めて愛おしい。自由であることの不自由さがこの題名に表現されている気がする。すばらしい。2013/03/07

saeta

16
750頁超の大作だったが、連続ドラマを続けて観ているように全くダレる事なく最後まで読ませてもらった。読後の余韻として、冒頭の40頁ほどの「善き隣人」のみ再読。しかし、この小説の面白さは一体何だろうと読みながら思っていたが、個性が強い主要登場人物のキャラクターの描き方と、その関係性の描写力なのか。そこにカルチャーや事件などを絡め、当時のアメリカの空気感などが大変分かりやすく伝わった。長編小説が苦にならない方には是非ともお薦めしたい傑作です。2018/12/03

Yuichiro Komiya

16
学生時代はバスケのスタープレイヤーだったが、結婚して隣人トラブルにまきこまれ、生活は最悪、おまけに溺愛してきた息子は母から逃げ出す始末という妻パティと、彼女を取り巻く二人の男性の話。複数の人物の目から重層的に語られる彼らの人生はリアルかつ先行きが読めず、ページが止まらなかった。自由を最大限行使すると、他の人を傷つけなくてはいけないというくだりが印象的。自由のためになら他国にでも攻め込む、人間以外の動物は皆殺し、そんな自由に何の意味がある?といえば、それでも自由が欲しいという全く自分も笑えない状況だ。2017/06/06

duzzmundo

11
750ページあるので持ち歩けず読むのに時間がかかりましたが、やはりフランゼンは良いですね。乱暴に言えば「コレクションズ」と同様に、米国の中流階級くらいの家族がそれぞれに面倒なことになって、そこから再生するって話です。米国在住の方の方がもっといろいろ事情がわかるんでしょうが、読み物として素直におもしろいです。いろいろ出版事情はあると思いますが、上下に分けるか、文庫で出してもらえるともっと読まれるのではないかと思ったり。2020/12/12

けいと

11
どの本を読んだあととも違う特別な気持ちになった。パティ・ウォルターを始めとする主要キャスト一人ひとりを愛してしまった。人生は生きてこそなんだとあらためて思う。何もかも間違いじゃないよ~!2013/03/04

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