コカ・コーラ―叩き上げの復活経営

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152093196
  • NDC分類 588.4
  • Cコード C0034

出版社内容情報

ペプシの猛攻、前CEOによる大量解雇、健康ブーム……低迷する2000年代コカ・コーラを私はいかに再建したか? アフリカのボトラー社員からCEOに登りつめた男が30年のキャリアを総括

内容説明

伝説のCEOロベルト・ゴイズエタの没後、凋落の一途を辿っていた2000年代前半のコカ・コーラ。取締役会は、カリブ海で引退生活を送る一人の元幹部を、アトランタ本社に呼びだした。ペプシとの攻防、各国ボトラーとの折衝、健康ブームの台頭、前経営陣による大量解雇のツケ…。ザ コカ・コーラカンパニー第12代会長兼CEOとして戦線復帰したイズデルは、グローバル企業ゆえの軋轢をいかにして乗り越え、再建に成功したのか?アフリカでの出発からトップとして再建を果たすまで、異能の経営者が45年のコカ・コーラ・キャリアをいま振り返る―。

目次

第1章 アルスターからアフリカへ
第2章 ヨハネスブルグ―グローバルなキャリアのはじまり
第3章 フィリピン―ペプシとの闘い
第4章 西ドイツ―成長路線への復活
第5章 ベルリンの壁、崩壊
第6章 インドへの帰還
第7章 CEO就任
第8章 つながりあう資本主義

著者等紹介

イズデル,ネビル[イズデル,ネビル][Isdell,Neville]
1943年、北アイルランド生まれ。10歳の時、家族とともにアフリカ・北ローデシア(現ザンビア)に移住。ケープタウン大学を卒業後、66年にザンビアのコカ・コーラボトラーに入社。南アフリカ、オーストラリア、フィリピンでの勤務を経て、85年にセントラル・ヨーロッパ地区責任者に就任。89年から98年までは北東ヨーロッパ・中東・アフリカ地区責任者をしながら、インド市場への参入や中東、東欧、旧ソ連などの新市場開拓を手がける

ビーズリー,デイビッド[ビーズリー,デイビッド][Beasley,David]
日刊紙アトランタ・ジャーナル・コンスティテューション紙で25年間記者を務めたのち、現在ブルームバーグ・ニュースの司法担当記者

関美和[セキミワ]
翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業。電通、スミス・バーニー勤務の後、ハーバード・ビジネススクールでMBA取得。モルガン・スタンレー投資銀行を経てクレイ・フィンレイ投資顧問東京支店長を務める。現在、ベビーシッター会社メイ・コーポレーション代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma_2

8
Cokeと共に数十年。お寿司にCoke、あんこにCoke、もちろんジャンクフードにCoke!!近年は寄る年波には勝てず健康志向のためにZEROを愛用。我らfanがCokeを支えているのだよ。時にはPEPSIのオマケに心を奪われることもあるけれど。2012/11/08

☆ツイテル☆

3
フライヤー2021/04/21

tkokon

2
【すごい!】ドナルド・キーオ著の有名なビジネス書『ビジネスに失敗する人の10の法則』に、イズデル氏(この本の著者)が良いリーダーの例として何度か引き合いに出されていて、ずっと興味があった。読んでみて、本当にコカコーラの使命を信じ、ブランドを愛し、社員を愛した人なんだなぁ、と感じた。南アフリカ・フィリピン・ドイツ・アメリカ、世界中に派遣され、結果を残してきた。コカコーラは民主主義の先兵とも言われるが、無数の「イズデル氏」が荒野を切り開いていったのだ。しみじみ、素晴らしい会社だと感じた。2013/03/02

che

2
INSIDE Coca-Cola Neville Isdell2012/11/23

koji

2
偶々コカ・コーラの企業研究をすることがあり、本書を手に取りました。本書の読み応えは、前CEOの著者の半世記が率直に語られていることです。アイルランド生まれのプロテスタントで南アフリカ育ち、ケープタウン大学のラクビー選手は、おそらくエリートではないでしょう。外交的手腕に長けていなくても、そのタフなネゴシエートぶりと頑健な体とグローバルで深く広い見識から見れば素晴らしい人がCEOに選ばれました。そして最後の資本主義には持続可能性と規模の拡大があり、成長、共存、環境保全に繋がるとする発言には力強さを感じました。2012/10/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5459135
  • ご注意事項