クレオパトラ

個数:

クレオパトラ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月25日 21時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 448p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152092649
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0022

出版社内容情報

全米70万部突破、アンジェリーナ・ジョリー主演映画化原作! ニューヨーク・タイムズ・ベスト・ブックス選出をはじめ、有力各紙誌が総絶賛! PEN/ジャクリーン・ボグラド・ウェルド賞(評伝部門)受賞。ピュリッツァー賞作家が描き出す、『ローマ人の物語』に匹敵する傑作!


カエサル、アントニウス、オクタウィアヌ、キケロ、ヘロデ
――古代ローマの巨星たちの心をときに激しくとらえ、ときに震わせた稀代の女王の実像!


 史上もっとも有名な女性クレオパトラ7世(紀元前69年~前30年)。数限りない小説や戯曲、絵画やコミックの題材となってきたこの女王の実像を、われわれはどのくらい知っているだろうか? じつは彼女はギリシア人の血を引いていた? 名高い美貌の実際は? カエサル、アントニウスへの愛は本物だったのか? プルタルコスからシェイクスピア、エリザベス・テイラーにいたる後世の虚飾にまみれ、彼女の真実の姿は、ほとんど顧みられることがなかった。
 2000年の時をへて、評伝では右に出る者のないピュリッツァー賞作家が、誤解に満ちたオリエントの妖婦像を一新。たぐいまれな戦略家、かつタフな外交官であり、また愛情深い母として、強国ローマの権力者たちと対峙し、陰謀と戦乱渦巻く時代を駆け抜けた、稀代の女性の素顔を浮かび上がらせる。骨太かつ絢爛に展開する、壮大な歴史絵巻の一大傑作!

内容説明

2000年の時をへて、評伝では右に出る者のないピュリッツァー賞作家が、誤解に満ちたオリエントの妖婦像を一新。たぐいまれな戦略家、かつタフな外交官であり、また愛情深い母として、強国ローマの権力者たちと対峙し、陰謀と戦乱渦巻く時代を駆け抜けた、稀代の女性の素顔を浮かび上がらせる。骨太かつ絢爛に展開する、壮大な歴史絵巻の一大傑作。ニューヨーク・タイムズ・ベスト・ブックス選出をはじめ、有力各紙誌が総絶賛。PEN/ジャクリーン・ボグラド・ウェルド賞(評伝部門)受賞。

目次

第1章 あのエジプト女
第2章 死者は噛みつかない
第3章 クレオパトラ、魔術で老人を魅了する
第4章 黄金時代が今であったためしはない
第5章 人間は生まれつき政治的な生き物
第6章 港に着くには、帆を何度も変えねばならない
第7章 世界中のゴシップの的
第8章 不倫と私生児
第9章 歴史上で一番の悪女

著者等紹介

シフ,ステイシー[シフ,ステイシー][Schiff,Stacy]
アメリカの作家。作家ナボコフの妻の評伝V´era(Mrs.Vladimir Nabokov)でピュリッツァー賞を受賞。『サン=テグジュペリの生涯』で同賞最終候補。A Great Improvisation:Franklin,France and the Birth of Americaではジョージ・ワシントン図書賞とアンバサダー図書賞を受賞。Cleopatra‐A Lifeは2010年の刊行後瞬く間に全米ベストセラーとなり、PEN/ジャクリーン・ボグラド・ウェルド賞(評伝部門)を受賞した

近藤二郎[コンドウジロウ]
早稲田大学文学学術院教授・早稲田大学エジプト学研究所所長。専門はエジプト学、考古学、文化遺産学など。「王家の谷」をはじめ、エジプト各地で発掘と研究に従事

仁木めぐみ[ニキメグミ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Jiemon

6
クレオパトラの真実に迫る感動作。文字がびっしりと印刷されており、読むスピードから想像して普通の単行本であれば、頁数は倍近くになるだろう。紀元前の世界では、エジプトはヘレニズム文化の流れを汲み、ナイルの恵みを得て豊穣な国であり、ローマに比して文化、芸術的にも進んだ国であった。その中心にあったアレクサンドリアは世界の最先端都市であり、多くの文化人が生活していた。その中で育ったクレオパトラは、西のローマから富を当てにして近寄って来るカエサルやアントニウスに上手く取入り乍ら、王国の存続に精魂を傾けるが最後は滅亡。2016/03/24

ケニオミ

6
内戦が勃発し、国庫が枯渇するローマ。その一方で地中海の真珠のように煌めくばかりのエジプト。いずれローマが食指を伸ばすことは必至と考えたクレオパトラはその内戦を利用し、エジプトの生き残りを図るが・・・。無能な父親を継いで、プトレマイオス王朝を見事な手腕で治めたクレオパトラ。子供達へ渡すべき王朝の行く末を案じた彼女が、自身に備わった美貌を活用することに何の罪があるのだろう。カエサルおよび彼の後継者を礼賛する塩野七生のローマ観にどっぷり浸っていた僕にとっては、眼を開かされる本だった。ちと読みづらかったのが難点。2012/02/26

キョウラン

4
高田純次のCMがうるさい(!)「クレオパトラ ステイシー・シフ・著」 ビッチで娼婦(おい)なイメージがあるクレオパトラの氏素性が明かされるノンフィクション。クレオパトラの映画は来年公開するみたいなんで今のうちに読むのも良いかも。しかしまだ27usersしか読んでないなんて。傑作なんでほんとみんな読んだらいいのに。2012/03/08

Mana

4
とても読みごたえのある本。まずとてもボリュームがある。クレオパトラという人物を色々な角度から解剖したという感じな本。著者は彼女が好きなんだろうけど変に感情に流されるところがないのが評価が高い。難を言うと、翻訳のせいかは分からないけれど文章が読みにくい。それと物語として盛り上がりを持たせられていないので読み続けてるとだんだんペースが下がってくる。とても良い作品だったけど総合評価ではザ・ロイヤルズ(キティ・ケリー)に一歩劣るというところ。次回作に期待する。2012/02/11

はゆ

2
クレオパトラをドキュメンタリーで密着取材してるみたい。当時のエジプトが詳しく書かれているので、想像すると楽しかった。多少読づらいのと、細かすぎて面倒になったけど。伝説、神話ではなく、実際はどうだったのかを追求されているので、クレオパトラという人物が人間味があった。映画が公開されたら、またじっくり読もうと思う。2014/07/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4515571
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。