ぼくは上陸している〈上〉―進化をめぐる旅の始まりの終わり

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ぼくは上陸している〈上〉―進化をめぐる旅の始まりの終わり

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  • サイズ B6判/ページ数 328p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152092311
  • NDC分類 467.5
  • Cコード C0045

出版社内容情報

ナボコフの蝶研究にまつわる誤解、フロイトの未発表生物学論文、羽毛恐竜か二足歩行する鳥かについてなど、名手の最後の連作エッセイ

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内容説明

生きものは進化によってつながっている―人文学への深い造詣を織り交ぜ、進化生物学の真髄を語り続けたグールドの最後の科学エッセイ集。

目次

第1部 連続の中断(ぼくは上陸している)
第2部 学問間のつながり―間違った分割への科学的な傾斜(想像力なき科学も、事実なき芸術もありえない;ジム・ボウイの書簡とビル・バックナーの股間;すばらしきものすべての真の体現者;『アンデスの山奥』での芸術と科学の出会い)
第3部 ダーウィン以前と副産物(マルクスの葬儀に出席したダーウィン主義者の紳士;クルミの殻の中の先史人;フロイトの進化論的空想)
第4部 思想の古生物学におけるエッセイ(ユダヤ人とユダヤ石;化石が若かった頃)

著者等紹介

グールド,スティーヴン・ジェイ[グールド,スティーヴンジェイ][Gould,Stephen Jay]
1941年米国ニューヨーク市生まれ。ハーヴァード大学教授として、長年にわたって古生物学、進化生物学の研究に従事する一方、『ダーウィン以来』『パンダの親指』らの一連のエッセイ集など、ポピュラーサイエンス書を数多く著わし、多くのファンを獲得する。ことにカンブリア紀の奇妙な化石動物をめぐる傑作『ワンダフル・ライフ』(以上早川書房刊)は世界中でベストセラーになった。2002年死去

渡辺政隆[ワタナベマサタカ]
1955年生まれ。サイエンスライター。JSTエキスパート、日本大学芸術学部ほかの客員教授などを兼務。専門は進化生物学、科学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

garth

4
フェレンツィは「性交後の倦怠感は、海の中の安寧さの象徴であるとも解釈していた。また、ペニスは魚の象徴であり、それが太古の海としての子宮に挿入されるのだという」すばらしい。オレもこんな戯言を吹きまくる人生を送りたいものだ。2011/10/08

maqiso

3
生物学史の話題がメインなエッセイ。忘れ去られたり誤解されている仮説や思想を再構成していくのが面白い。植生を細部まで正確に写すことが美学と自然科学を同時に高めることになった時代もあった。フロイトは神経症の原因を反復説に求め、一貫した理論を立てたが、根拠となる反復説が生物学から否定されても結論は残り、象徴的に解釈されるようになった。2024/05/05

魔魔男爵

2
相変わらず科学を悪用して差別する者たちへの糾弾が素晴しい。差別される者の味方のグールド先生は、ジェンダー的には反動でフェミニズムが強すぎるが、男は長い歴史の中でデカイ面してきたんだから、男を卑しめ女をマンセーするのもまっいいか。グールド最後の科学エッセイのテーマは、科学と芸術を結びつける統一理論の模索である。そんな理論は完成しないと思うけど、真逆の存在として対立する科学者と芸術家の諍いを諌めようというグールドの平和主義は心温まるよね。理性的に社会や他人の事を考えられずウザイ自己表現に拘る芸術家も差別駄目 2012/12/06

ケニオミ

2
スティーヴン・ジェイ・グールドの本は「ワンダフル・ライフ」以来よく読んでいますが、本書が氏の最後のエッセイ集(2002年に惜しまれつつ亡くなっています。)ということで手にしました。いつものように、いろいろなトピックをこんな視点あり?と言える視点から語っていますが、トピック自体にあまり興味を抱けなかったため、彼の繰り出す変化球にもさほど心を動かされませんでした。グールド・ファンには申し訳ないけれど、手元にある下巻どうしようかなぁ~。現在思案中。2011/10/15

メルセ・ひすい

2
15-64 ダーウィンの代表的な弟子、進化生物学のランケイターが…マルクスの葬儀に列席…? 進化論の反対論者アガシっ その残した言葉とは… 薀蓄…うんちくフフフっ 生命の連続性を説く…1901年9月11日の出来事を描いた表題作から、ナボコフの蝶研究にまつわる誤解、 フロイトの未発表の生物学論文についてなど、名手の連作エッセイの最後を飾る珠玉の31篇。科学者グールドの25年の集大成。2011/10/05

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