内容説明
マザー・テレサの心を揺さぶり、ビジネスリーダーからロックスターまで、世界中の人々を勇気づける珠玉の人生訓「逆説の１０カ条」。提唱者がその真髄を明かす。より良く、より深く、最高の人生を送るための１冊。
目次
第１部 おかしな世界
第２部 逆説の１０カ条
第３部 逆説的な人生
著者等紹介
キース，ケント・Ｍ．［キース，ケントＭ．］［Ｋｅｉｔｈ，Ｋｅｎｔ Ｍ．］
１９４９年、ニューヨーク生まれ。ハーバード大学在学中に、高校の生徒会のリーダーたちを激励すべく１５０回以上の講演を行なう。本書の「逆説の１０カ条」は、その活動の一環として出版した小冊子ではじめて発表された。その後、オックスフォード大学で哲学と政治学、早稲田大学で日本語を学び、ハワイ州立大学で法学博士号を取得。１９７９年よりハワイ州の経済企画開発局の要職を歴任し、同局長として州政府の閣僚を務めた。その後も私立大学の学長、ＹＭＣＡのリーダーなどを務める
大内博［オオウチヒロシ］
１９４３年、福島県生まれ。上智大学外国語学部卒業後、米国政府東西文化交流センター留学生として、ハワイ州立大学大学院で第二言語としての英語教育を専攻。もと玉川大学文学部教授。現在、ＮＰＯ「ハンガープロジェクト協会」および「ヴァーチューズ・プロジェクト・ジャパン」理事長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
43
「人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。それでもなお、人を愛しなさい」マザーテレサと同志たちにも巡り巡って伝わっていた言葉です。マザーは同志たちにそう言ったかもしれません。／問１：マザーはそう思ったでしょうか？問２：話は全く関係ありませんが「産んでくれた母と愛する妻が溺れています。それでは、どちらを助けますか？」（コ）2014/02/20
Koichiro Minematsu
42
本棚で目に止まり8年ぶりの再読。人生が深遠であると、分かっていても気付かされる本です。この十か条はコロナ禍、そしてアフターコロナにおいて大切なことだと思う。人生の基礎なので。2022/03/27
かまど
37
『自分の世界を作る支えになる一冊』 人の多くは、一般論という暗黙の了解の中で生活しています。しかし時として、その一般論の逆説の中にこそ原理・原則を知る手掛かりがあるのではないでしょうか。 成功者は大いに讃えられるべきですが、競合者からの妨害、他者からの妬みなどがあるかもしれません。 善行者には賛辞が与えられるべきですが、偽善や追利への疑いの目があるかもしれません。 もしかすると、あなたがやっているそうした行動が、時に無為に感じるときもあるかもしれません。 (続く)2014/11/04
藤枝梅安
26
原書を読んだ後なので、中身はナナメ読み。渋沢栄一さんに関する記述の中で、原書ではhelped establish a famous university of economicsとあるのを「経済を専門とする大学の設立に尽力した。」と訳している。普通なら「有名な経済系の大学の設立に寄与した。」のはず。渋沢翁は一橋と東京経済大学の設立に関わっている。a famousはそのどちらかを指すのだろうが、そこは訳者の配慮と考えるべきか（笑）。大内さんの「訳者あとがき」と佐々木常夫さんの「解説」を興味深く読んだ。2012/05/13
はるき
23
とても厳しい。人生には過酷な現実があり、繰り返し理不尽に打ちのめされる。それでもなお、人を愛しなさい。不安が広まる今だからこそ、立ち止まる必要があるかも。2020/03/29
