内容説明
望まれぬ子として生まれたマリアムは、粗末な小屋で母と暮らしている。父は土産を持って毎週娘を訪れるが、兄弟達に逢わせることも、経営する映画館に連れて行くこともしない。ある日、マリアムは父の屋敷を突然訪れ、その扉を叩いた。それが、悲劇の始まりになるとも知らず…。そして彼女の人生は闇に包まれる。二十年後、聡明な少女ライラとの間に、美しい心の絆が生まれるまで。アフガニスタンの激動の歴史に翻弄されながらも力強く生き抜く女達の姿を感動的に描き、2007年度全米年間ベストセラー1位を記録。『君のためなら千回でも』著者の傑作長篇。
著者等紹介
ホッセイニ,カーレド[ホッセイニ,カーレド][Hosseini,Khaled]
1965年、アフガニスタンの首都カブール生まれ。1980年にアメリカへ亡命し、医師として働きながら執筆活動をはじめ、全世界で1000万部超を記録する大ベストセラーとなった『君のためなら千回でも(カイト・ランナー/改題)』(ハヤカワepi文庫)で華々しくデビューした。同書はマーク・フォースター監督によって映画化されている。2007年5月に発売された『千の輝く太陽』はアメリカの各紙誌で絶賛され、「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラーリスト第1位を記録。2007年度に同国で最も売れた小説となった。現在でも世界各国のベストセラーリストの上位を賑わしている
土屋政雄[ツチヤマサオ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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