内容説明
今年で85年の歴史に幕を下ろすヤンキー・スタジアム。ベーブ・ルースの大活躍によって“ルースが建てた家”と呼ばれ、その後も、ルー・ゲーリッグ、ジョー・ディマジオ、ミッキー・マントルなどあまたの名選手を輩出し、数々の名勝負を生んできたこの球場は、野球だけでなく、アメリカン・フットボールのチャンピオンシップゲームやボクシングの世界タイトルマッチ、ロックコンサートなどさまざまなイヴェントを通して人々から親しまれてきた。アメリカ人の心の故郷とも言うべきスタジアムの逸話を、全米で数々のジャーナリズムの賞を受賞しているコラムニストが取材。デレク・ジーター、カル・リプケンJr.らの有名選手や、ビリー・クリスタルらの有名人、そしてヤンキースを愛してやまない市井のファンなどがスタジアムに対する熱き思いを語る。
目次
第1章 ヤンキー・スタジアム小史
第2章 忘れられないあの瞬間
第3章 わが故郷ヤンキー・スタジアム
第4章 ナインと関係者の思い出
第5章 対戦選手の思い出
第6章 ほかのスポーツ選手の思い出
第7章 ファンの思い出
第8章 マスコミ関係者の思い出
著者等紹介
ピトニアック,スコット[ピトニアック,スコット][Pitoniak,Scott]
ニューヨーク州出身、シラキュース大学卒。AP通信から全米のトップ・コラムニストにも選ばれ、100にも及ぶジャーナリズムの賞を受賞している。Baseball in Rochester,Syracuse University Footballなど、野球やアメリカン・フットボールなどのスポーツ関係の著書が多数ある。ニューヨーク州ロチェスター在住
松井みどり[マツイミドリ]
翻訳家。東京教育大学文学部英文科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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