クリスティー・ジュニア・ミステリ
茶色の服の男

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  • サイズ B6判/ページ数 430p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152089465
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

地下鉄のホームには、ほとんど乗客の姿はなかった。ひとりだけ、やせた小柄な男がホームの端に立っている。そのとき、男の顔が恐怖にひきつった。思わずあとずさりした男は、線路に転落して感電死してしまう。現場を見ていたアンは、男のようす、そしてどこからともなく駆けつけてきた医者のようすに怪しいものを感じた。事故ではない。何かが裏にある。現場でひろった一枚のメモを手がかりに、アンの大冒険がはじまった。

著者等紹介

クリスティー,アガサ[クリスティー,アガサ][Christie,Agatha]
1890年イギリスのデヴォン州生まれ。1914年に結婚。1920年に長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1928年に離婚した後、1930年には考古学者マックス・マローワンと結婚。100以上の長篇、短篇、戯曲、エッセイなどをのこし、1976年に死去

深町眞理子[フカマチマリコ]
都立忍岡高校卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みどりむし

5
良かった、、、大佐の正体にもびっくり。 登場人物こんがらがって良く分からなくて、秘書が3人もいたことに途中で気づいた。 ミステリー兼アフリカの観光紹介にもなってて楽しかった2024/02/05

あきちゃん

5
最近、コナンくんの動画にはまっている。で、職場の移動図書館で見つけさらっと読了(笑)。ずいぶん昔の話なのに古さを感じさせないのはさすがです。2015/08/07

myumyu

4
ひさしぶりに面白かった冒険ミステリー。今話題の南アフリカの風景が目の前に広がるよう。文中に出てくるサー・ユータス・ペドラーの愛くるしい人物像が必見。彼を登場させた小説をもう何冊か読んでみたかった。2010/06/10

つばめ

3
本格ものの未読を読むのが私の中ではやっています。クリスティは全部読んだつもりだったんだけど、結構未読がある。その中でもこれは面白かった。冒険もののミステリィは子供のころから好きだった。2015/02/04

遠藤三春

1
今までのクリスティー作品と毛色が違い(と言ってもこちらの方が初期の作品らしいけど)、なかなか読むのに苦労したが面白かった。冒険ミステリなのだが、それぞれキャラが立っていて魅力的なのが良い。レース大佐が好きだけど、サー・ユースタス・ペドラーもいいな。パジェットとのやりとりも面白いし。最後まで大佐が誰かわからなかったし、誰かわかった後もアンと同じような印象で、アンも同じ気持ちでいてくれたのが良かった。アンもアンでその破天荒ぶりが気持ちよかった。2020/10/18

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