内容説明
どうして私たちは病気になるのだろう―思考や感情は身体に影響する。緊張して胃が痛くなるとか、頭が痛くなるとかはよくあることだ。しかし、心臓病や糖尿病、ガン、関節リウマチのような病気についても、悪化させたり、心が原因になったりすることはあるのだろうか?心理的な要因は、実際に身体に影響する―だが、それを「ストレスで病気になる」と一言ですませることはできない。そんなに簡単ではないのだ。心が病気にどのように影響するのか、病気になりやすい心の持ち主の人はいるのか、逆に症状から心の状態を推しはかることはできるのか。これまでの医学の常識にとらわれず、心と身体の関係を見つめ直す。
目次
病気の原因
傾聴の大切さ
ストレスが犯人?
病気になるタイミング
言葉と信念
病気のもつ意味
身体が返事をするとき
心臓
二つの身体、ひとつの身体
同一化
免疫系
ガン
正常に潜む健康リスク
セラピーの効力
医師の求めるもの
著者等紹介
リーダー,ダリアン[リーダー,ダリアン][Leader,Darian]
ロンドン在住の精神分析家、コラムニスト
コーフィールド,デイヴィッド[コーフィールド,デイヴィッド][Corfield,David]
科学哲学を専門とする哲学者。ロンドン大学で博士号を取得し、ケンブリッジ大学、オクスフォード大学、マックス・プランク研究所生物サイバネティックス部門などを経て、現在はケント大学に所属する
小野木明恵[オノキアキエ]
翻訳家。大阪外国語大学英語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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