本当のところ、なぜ人は病気になるのか?―身体と心の「わかりやすくない」関係

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  • サイズ B6判/ページ数 427p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152089366
  • NDC分類 493.09
  • Cコード C0047

内容説明

どうして私たちは病気になるのだろう―思考や感情は身体に影響する。緊張して胃が痛くなるとか、頭が痛くなるとかはよくあることだ。しかし、心臓病や糖尿病、ガン、関節リウマチのような病気についても、悪化させたり、心が原因になったりすることはあるのだろうか?心理的な要因は、実際に身体に影響する―だが、それを「ストレスで病気になる」と一言ですませることはできない。そんなに簡単ではないのだ。心が病気にどのように影響するのか、病気になりやすい心の持ち主の人はいるのか、逆に症状から心の状態を推しはかることはできるのか。これまでの医学の常識にとらわれず、心と身体の関係を見つめ直す。

目次

病気の原因
傾聴の大切さ
ストレスが犯人?
病気になるタイミング
言葉と信念
病気のもつ意味
身体が返事をするとき
心臓
二つの身体、ひとつの身体
同一化
免疫系
ガン
正常に潜む健康リスク
セラピーの効力
医師の求めるもの

著者等紹介

リーダー,ダリアン[リーダー,ダリアン][Leader,Darian]
ロンドン在住の精神分析家、コラムニスト

コーフィールド,デイヴィッド[コーフィールド,デイヴィッド][Corfield,David]
科学哲学を専門とする哲学者。ロンドン大学で博士号を取得し、ケンブリッジ大学、オクスフォード大学、マックス・プランク研究所生物サイバネティックス部門などを経て、現在はケント大学に所属する

小野木明恵[オノキアキエ]
翻訳家。大阪外国語大学英語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

neugierde

2
文体が少し読みにくい(翻訳のせいか?)のとフロイトの引用が多いのが気にかかる。内容は病は気からということの詳細。ストレス自体よりもそれを象徴的に処理できないことが問題であるということ。2015/01/03

skr-shower

0
こなれていないのか、少し読みにくい。西洋科学一辺倒だと、病気に対するアプローチが硬直しやすいのか。日本ならこうは悩まない点が見られる。フロイト説は、現代ではどの辺までが有効と考えられているのか?2017/07/31

くらーく

0
日本にいれば、こんなの当然だと思うような内容。西洋医学では、本にして発表するような内容なんだな。日本が進んでいるのかねえ。2014/07/12

izumiumi

0
英国人著者ふたりのうち、ひとりは精神分析医、もうひとりは科学哲学者という変わった組み合わせ。というかちょっとオカルト。2012/04/18

えぞももんが

0
プロ向き?2009/05/24

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