決闘裁判―世界を変えた法廷スキャンダル

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  • サイズ B6判/ページ数 307p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152088734
  • NDC分類 322.35
  • Cコード C0022

内容説明

1386年、百年戦争さなかのフランスで、後世に名を残すひとつの決闘裁判がおこなわれた。ことの発端は、およそ1年前。ノルマンディの騎士ジャン・ド・カルージュの妻が強姦され、犯人として従騎士ジャック・ル・グリの名が挙げられた。重罪犯としてル・グリの処刑を望むカルージュと無罪を訴えつづけるル・グリ。ふたりの主張は平行線をたどり、一向に解決を見ない争いの決着は、生死を賭けた決闘裁判にゆだねられた。そして12月29日の寒い朝、王侯貴族や数千もの群衆が見つめるなか、甲冑に身を固めたふたりの男が、いっぽうが血を流して倒れるまで闘いつづけたのである。当時の人々が両者の支持をめぐって真っ二つに分かれたように、この決闘は、数世紀にわたって物議をかもし、後世の歴史家たちの意見も割れた。ほんとうのところ、罪を犯したのは誰だったのか、と。多くの研究者を虜にしてやまないこの事件の真相は、どこに隠されているのだろうか。

目次

1 カルージュ
2 宿恨
3 戦いと攻城
4 最悪の犯罪
5 決闘申し込み
6 審理
7 神判
8 宣誓と最後のことば
9 死闘
10 女子修道院と遠征

著者等紹介

ジェイガー,エリック[ジェイガー,エリック][Jager,Eric]
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)英語学科教授。専門は中世の英語と文学。3作目の著作となる『決闘裁判』は、14世紀フランスで起きたスキャンダラスな事件について史料を丹念にひもといて描き、英国推理作家協会のノンフィクション・ゴールドダガー賞にノミネートされた。ロサンゼルス在住

栗木さつき[クリキサツキ]
翻訳家。慶應義塾大学経済学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

belier

5
映画を観て史実との違いを確かめたくて読んでみたが、この本自体がとても面白かった。百年戦争の頃のヨーロッパには前から興味があったが、ペスト禍とジャンヌダルク登場のちょうど中間の時期にこんな盛り上がった事件があったとは全く知らなかった。主役と敵役とヒロインが、歴史を動かした王族でも聖女でもなく田舎貴族だから仕方ない。この本では、そういう人たちの動向を著者がまるで見てきたように、フィクション化すれすれに細かく描かれていて引き込まれた。それでいて、証言による裏付けや反対意見も紹介していて信頼がおけると思えた。2021/10/28

ようはん

3
久々に西洋中世史の本。妻を強姦されたフランスの騎士ジャン・ド・カルージュと強姦犯として訴えられたジャンの元友人でありライバルである従騎士ジャック・ル・グリの1386年12月29日に行われた決闘裁判をメインとする内容。両者の決闘シーンの下りは勝てば勝訴、負ければ死亡(ジャンの場合は妻も火炙りにされる)とあって騎士道精神もクソもないガチの殺し合いとなり描写が生々しい。2019/09/20

まろんぐらっせ

0
今の日本のダラダラとした裁判から思えば、戦って決着をつけようという方法はスカッとするものであるが、論理的におかしな点と理不尽な部分が多大にある裁判ですね。そして野蛮。2011/10/09

depo

0
図書館リサイクル本。2022/07/21

morningstar

0
除籍本を購入。 ナショジオとかのドキュメンタリー番組で再現したら視覚的に面白そう。2020/02/12

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