ハヤカワ・ミステリワールド
文章探偵

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  • サイズ B6判/ページ数 382p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152087294
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

中堅ミステリ作家・左創作は、文章からそれを書いた人間をプロファイルする文章探偵である。彼は、審査を務める新人賞に応募された作品の中に、自分が講師をしている創作講座の生徒のものらしき作品を発見する。しかしその作品内容に酷似した殺人事件が起こり、左は文章プロファイリングを開始する。真実を述べているのは誰なのか?謎が謎を呼ぶ、不可解な展開!妙手、草上仁がしかける本格ミステリ。

著者等紹介

草上仁[クサカミジン]
1959年生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。1981年「ハヤカワ・SFコンテスト」佳作入賞。短篇「割れた甲胄」をSFマガジン1982年8月号に発表してデビュー。ヴァラエティ豊かな短篇作品を精力的に発表。1989年、1997年と星雲賞日本短編部門受賞。1997年『東京開化えれきのからくり』でSFマガシン読者賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イヅ

3
途中までとっても面白かった。2010/10/09

カムリン

2
中堅作家が小説講座の受講生の文章を分析する、という設定。必然的に、難有りの文章を繰り返し読まされる。かなり読みにくくて疲れるけれど、作家志望者なら一読する価値はある。ミステリーとしては……本格じゃないし、社会派じゃないし、ユーモアじゃないし……奇妙な作品、かな。2009/06/17

devil

1
中々疲れる物語でした。 ちょっと追いつかなかったなあ2020/12/24

notmyKey

1
草上仁を好きな作家にあげるわりには長いこと読んでおらず長編は読んだことがない、という後ろめたさで唐突に図書館で借りてみた。気になる表記にいちいち引っかかり、いったいどれがどれなの! と超絶楽しく混乱いたしました。2012/06/24

あかねがくぼ

1
さすがにちょっと単純すぎる、かなあ、、、。オチはあるものの、基本的に文章から推理する、だけに終始しちゃうのはどうかと。もう少しメタ的展開にするとかやりようがあったんじゃなかろうか、と思うけど、そういうタイプの作者じゃないものなあ。2011/11/06

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