明日はきっとうまくいく

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  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152087157
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

内容説明

わたしはパリ郊外のパラダイス団地でママと二人暮らし。パパは家族を捨てて故郷のモロッコで再婚した。ママは清掃員の仕事をしてるけど、フランス語がうまくないし、バカな上司のせいでほんと苦労してるんだ。よく泣いてる。わたしも高校に友だちはいないし、おしゃれなんてするお金もない。でもでも、落ち込んでたってしかたない。きっといいことがあるんだと信じていたら、わたしの前にひとりのニキビづら男子が現われた。最初はアホで無神経でイヤなやつだと思ったんだけどな…フランス暴動で話題となった郊外に住む移民たちの生活をポジティブに、ユーモアたっぷりに描く珠玉のデビュー作。

著者等紹介

ゲンヌ,ファイーザ[ゲンヌ,ファイーザ][Gu`ene,Fa¨iza]
アルジェリア移民のフランス人。セーヌ=サン=ドニ県の低家賃住宅に暮らしている。2004年、19歳のときに発表した『明日はきっとうまくいく』でデビューし、そのユーモアとアイロニー溢れるみずみずしい文章と移民社会に暮らす若者像をポジティブに描く姿勢が高く評価された。映画監督・脚本家としても活躍しており“Rien que des mots”(ただ言葉だけ)という中篇映画を発表している。現在は、大学の文学部に在籍中

河村真紀子[カワムラマキコ]
大阪外国語大学外国語学部フランス語科卒、フランス文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Asako Onaya

0
作者は、アルジェリア移民のフランス人で、当時19才です。移民社会の厳しい現実を、楽しく描いています。2014/10/27

payumu

0
クレオール文学 作者はアルジェリア系移民の19才2008/07/09

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