昭和レトロ商店街―ロングセラー商品たちの知られざるヒストリー

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  • サイズ A5判/ページ数 174p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784152087034
  • NDC分類 675.1
  • Cコード C0095

内容説明

ケロリン、正露丸、グリコキャラメル、甘栗太郎、赤チン、都こんぶ…時代を超えて愛されてきた商品たちのおもしろエピソードをめぐるコラム集。巻末に泉麻人氏との対談も収録。

目次

ケロリンとは何か?
黄色いケロリンおけ
ケロリンの広告戦略
正露丸ミステリ
続・正露丸ミステリ
初代「のりたま」
仁丹のモデル
元気印のグリコマン
渦巻き蚊取り線香
甘栗三兄弟〔ほか〕

著者等紹介

町田忍[マチダシノブ]
庶民文化研究家。1950年、東京生まれ。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代ヒッピーとしてヨーロッパ各地を放浪。一年半にわたり、警視庁警察官として勤務したのち、庶民文化における風俗意匠の研究に専念するため独立。小学校時代から続けているパッケージ類のコレクションは、現在数万点にのぼる。また銭湯研究においても第一人者である。各雑誌・テレビ・ラジオでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kinkin

100
昭和を代表する小品の紹介。レトロとはいえ現在もロングセラー商品だ。ケロリン頭痛薬、正露丸、のりたま、都昆布、ハエ取り紙。金柑、オロナミンC他。のりたまは子供の頃によく食べたふりかけで中にエイトマンのシールが入っていたことが書かれてまさにそのシールがあったことを思い出した。正露丸は普通名刺だったことは知らなかったし、オロナミンCに卵を入れてオロナミン。セーキも懐かしい(ちなみに著者も私も飲んだことはない。ゴキブリホイ費の秘密。後半は泉麻人氏との昭和の小品談義。お二人の談義は尽きない。図書館本2023/01/17

きみたけ

63
ちょっと息抜き😅懐かしさと面白さのある本でした。著者は庶民文化研究家の町田忍氏。日報出版の「PACKPIA」という包装業界誌で連載されていたコラム「庶民文化の旗印」を加筆修正した一冊。ケロリン、正露丸、ゴキブリホイホイ、グリコ、都こんぶなど、ロングセラー商品たちの知られざるヒストリーやおもしろエピソードを掲載。巻末の泉麻人氏との対談も面白かったです。2023/08/07

あじ

34
尊敬する町田さんが書く内容は、私の頭の芝生にジャンジャン知識という雨を降らすのだが、不思議な事に余す事なくグングン吸収出来る。町田さんのあくなき探求心に頭が下がる。温泉を堀当てるくらい深く、ドリルの如く突き進んで行く。今回も思わぬ単語の羅列に舌を巻く。「ハエ供養」「バナナシール太平洋会議」「今日はビクトリアよ!」笑いが止まらなかった。もし私が町田さんと一日『昭和レトロ商店街』を連れだって歩いたならば、親友になれるだろう(願望)。2014/03/21

Tadashi_N

23
こんなのあったなぁの連続。2020/08/03

keith

23
いろんな商品パッケージのコレクターによる本。表紙はケロリンですが、あまりの類似品の多さには笑ってしまいました。ラッパのマークでお馴染みの「正露丸」は、登録商標になっておらず、何社からも出ているのは驚きでした。しかもラッパのマークの会社は元祖じゃないそうです。なかなか面白い本でした。2017/09/20

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