ナショナルジオグラフィック・ディレクションズ
シシリアン・オデッセイ―地中海の十字路、眩惑の島

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152086112
  • NDC分類 935
  • Cコード C0026

内容説明

ダイダロス、ゲーテ、カラヴァッジョなど多くの個性が訪れ、また数々の文明が侵略・支配した豊饒の島シチリアは、遺跡や芸術品に満ち、全体が美術館のようだ。また、マフィア発祥の地でもあるその島ではいまだ貧困や犯罪といった問題も抱えているが、人々は過酷な現実を裏返したように徹底的に祝い事を楽しみ、毎日の食事を堪能し、自分たちの人生を愛している―。ニューヨークに住む気鋭の女性作家が建築や料理に魅せられながら島をめぐり、生きることの真実を見いだしていく幻想的な紀行。

目次

第1章 到着
第2章 シラクーザ
第3章 新築と改築、バロックの栄光
第4章 エンターテインメント
第5章 私はモザイク
第6章 二つの街
第7章 世界の驚異
第8章 会話
第9章 山猫
第10章 パレルモ
第11章 強烈
第12章 出帆
第13章 贈り物

著者等紹介

プローズ,フランシーン[プローズ,フランシーン][Prose,Francine]
作家・エッセイスト。2000年の全米図書賞最終候補作となったBlue Angelをはじめとして10点以上の長篇小説やノンフィクションを発表している。多彩・多作な作家で、「ニューヨーカー」「アトランティック」、「パリス・レビュー」などに短篇小説を、また「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」「ハーパーズ」、「エル」、「GQ」ほか多数の雑誌にエッセイを寄稿している。ニューヨーク在住

仁木めぐみ[ニキメグミ]
跡見学園女子大学文学部卒、翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hirayama46

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シチリア島について歴史や神話の挿話を挟みつつ、シチリアの現在も同時に描いていきます。正直シチリアといってもマフィアがいる島という認識しかなかったのですが、なかなか楽しめました。しかし、ガイド的な視線ではないのであまり「ああ、これでシチリアのことがずいぶんとわかったなあ」という感じでもなかったです。たぶんシチリアの一部が少しは理解できたかな、という実感。/しかし、この苦笑するしかない巻末エッセイは……。2013/04/04

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