内容説明
冷凍睡眠に入っていたユリとケイを目覚めさせたのは、女性型バイオボーグのフローラ。彼女によれば、ふたりが眠っているあいだに、世界はたいへんヤバいことになっているという。起きたばかりのふたりは、彼女の依頼を受けて、危機におちいったこの世界を救うために行動を開始したのだが、またもや信じられないトラブルに巻きこまれてしまう。トラブルを処理するはずのふたりが、なぜか引きおこしてしまうさらなるトラブル。これが、大宇宙を揺るがすダーティペアの復活劇だ。
著者等紹介
高千穂遙[タカチホハルカ]
1951年愛知県名古屋市生まれ。法政大学社会学部卒。在学中にアニメーション企画・制作会社「スタジオぬえ」を設立。1977年「クラッシャージョウ」シリーズ『連帯惑星ピザンの危機』で作家デビュー。1980年より、ユリとケイの二人組を主人公とする、「ダーティペア」シリーズをスタート。SFファンの圧倒的支持を得る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
風竜胆
8
事件が解決しても、WWWAの上司が顔をひきつらせがら二人に、冷凍カプセルを送ってやったから300万年ほど寝むっていろと言われたのも、まあ当然だろう。2013/05/14
Dai(ダイ)
7
ムギが強くて賢くてカッチョよい♪2017/05/20
k16
4
20160827読了。 相変わらずテンポはいいけど、巨大ロボットものとはなぁ。 バイオボーグの設定もいまひとつ。2016/08/27
ニミッツクラス
4
ダーティペアの5作目。コールドスリープから目覚めたWWWAトラコンの二人。物理的トラップと計略の仕掛けられた研究所へのRPG的様相を呈した侵入ミッション。冒頭から懸念した通りのネタ割れ気味の展開だが、バイオボーグには「ブレード・ランナー」のレプリカントの悲哀を感じた。ラストはお約束の壮大なる・・。ムギはスリープしてないよね。ダーティペアと意思疎通ができるんじゃなかったかなぁ。それでもミッションは実行されて・・どうかな、本部から依頼された任務じゃないし。次も読みます。★★★★☆☆2011/07/15
西岡剛
3
ダーティーペアシリーズ5。前作の最後に冷凍睡眠したつづき。冷凍睡眠から覚めるところから。2023/09/30
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