内容説明
日本企業が出資し、アフリカの密林を切り拓いてコーヒープラントを作ろうとしている現場で、現地の作業員が失踪するという事件が起こった。捜索を続けるにつれ、事件は奇怪な様相を呈しはじめる。一方東京では、ある男が原因不明の皮膚感覚の亢進に見舞われていた。手が触れる道具、肌に当たる風、すべてのものがこれまでにない感覚を伝えてくる。そして一見無関係に見える両者には、実は奇妙な共通点があった!?日本推理作家協会賞受賞の鬼才が、満を持して放つ異常感覚SF。
著者等紹介
浅暮三文[アサグレミツフミ]
1959年兵庫県生まれ。広告代理店勤務ののち1998年、『ダブ(エ)ストン街道』で第8回メフィスト賞を受賞してデビュー。誰も見たことがないもの、感じたことがないものを表現する、イメージの確かさには定評がある。嗅覚異常の人間を描いた、1999年の『カニスの血を嗣ぐ』を始めとする、感覚異常に材を取った一連の作品があり、2003年には、聴覚異常を題材にした『石の中の蜘蛛』で第56回日本推理作家協会賞を受賞した
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
GaGa
29
出だしは面白かった。でも出だしだけだった。もうちょっと終盤なんとかならんかったものだろうか?感想は以上。2012/11/09
CCC
2
よくもまあここまで無機的で生々しいものを書いたと思う。気持ち悪い。この言葉は最高の褒め言葉なはず。ちょっと、どころじゃなくかなりくどいけど。それも表現を楽しむ(?)作品なんだと割り切れば、気にならなくなった。作者はチャレンジャーだ、社会的に。2013/03/28
ごろつきねこ
2
浅暮さん大好きな私ですが、正直これは……。感覚の説明を克明にしていく点はすごいとは思うけど……。やっぱり女性には読めない小説だと思いますねぇ。不快感の方がどうしたって先に立つ。ラストのあたり読んで悶絶してました。2004/04/14
wm_09
1
触覚が異常に鋭敏になっていく様子を微に入り細を穿ち描写するのはさすがだなと思っていたら、どんどんおかしな方向へ。終盤きついよ。(清)2010/03/09
うめ
0
前半と後半がぶっ飛んでて、別の作品みたいだわ。2011/04/10




