内容説明
本書のルールは、人間関係におけるムダな悩みを減らし、巧みに立ち回れるようになるためのものである。もし実践すれば、だれより気楽に長生きできるだろう。するどい一言が熟睡をたすける、必携・人生のサバイバルガイド。
目次
なんでもないことです
だれもあなたのことなんて考えちゃいません
悪いことには触れずにおきましょう
敵は無視すること。さもなくば始末すべし
進んで自分にブーイングしましょう
あなたがやったんです
三〇歳をすぎたら、人生を親のせいにはできません
退屈の原因はあなた自身
一時間に一回は神を口にする人‐聖職者を除く‐に近づかないこと
豚ルール〔ほか〕
著者等紹介
ローゼンブラット，ロジャー［ローゼンブラット，ロジャー］［Ｒｏｓｅｎｂｌａｔｔ，Ｒｏｇｅｒ］
１９６８年ハーバード大学にて英米文学の博士号を取得、同大学にてライティングを教える。１９７５年にニュー・リパブリック誌の編集者およびコラムニストとなった後、ライフ誌、ＵＳニューズ・アンド・ワールド・リポート誌、ワシントン・ポスト紙などで活躍中。多くの著書をもち、『戦争をするのは大人、子供たちは生きる』ではロバート・Ｆ・ケネディ図書賞を受賞している。ほかにもエッセイなどでピーボディ賞とエミー賞、２度のジョージ・ポーク賞を受賞。現在ニューヨークに在住
春日井晶子［カスガイアキコ］
東京外国語大学卒。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chie
10
さらりと核心を突いていく処世術。小気味よくて、面白くて、ほろりと暖かかった。長生きしようとすることは、一つの趣味みたいなものだなと思った。内省は2分以上しないことにしてみよう。できっこないと言われたときでも。2016/05/26
ケルトリ
6
誰もあなたのことなんて考えていない、今のあなたが誰かのことなんて考えていないようにね。2020/12/12
くさてる
6
アメリカの高齢者向け雑誌に掲載された皮肉に満ちた人生指南。単なるブラックユーモアなのかな？と思いながら読んでいくと、ところどころに、厳しいけれど腑に落ちる言葉も見つかったりします。「Rules for Aging」という原題を見返して、年齢を重ねたうえでの言葉だと思えば、その皮肉さにも納得いく気がしました。軽く読めます。2014/02/18
柏崎玲央奈
2
昔読んだ本ですが、確実に自分を変えた一冊。イギリス人の痛烈な皮肉が自分に刺さるとともに快感にw。めいろまさんの外籠りのススメを読んでいて思い出したので。2014/03/02
みい⇔みさまる＠この世の悪であれ
2
☆×3.5…かなり風刺の効いた｢58条｣ですね。中にはイラストだけの条もあり「えーっ、それはありですか。」と思いつつ読み進めていましたが。間違いなくこういったちょっとした｢遊び｣の要素が入るのがいやな人は読まないほうがいいでしょう。毒が強いです。2010/06/12
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