大統領法律顧問

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  • サイズ B6判/ページ数 449p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152083920
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

法律問題の側近として絶大な権力を持つ大統領法律顧問。そのオフィスに所属するマイケル・ギャリックは有能な青年で、将来を嘱望されている。そんな彼が大統領の娘ノラからデイトに誘われた。ノラの奔放な振る舞いに驚きながらも、その魅力に引き込まれていくマイケルだったが、思わぬ事件に遭遇する。彼の上司、大統領法律顧問のサイモンの姿を偶然見かけ、あとを追った彼とノラはサイモンが何者かに大金を渡している証拠をつかんだのだ。だが、その時からマイケルの運命が狂い始めた。法律顧問オフィスの一人が殺され、マイケルが容疑者としてFBIから追及されることになったのだ。FBIはノラも共犯者と見なしていた。大統領選挙の年にそれが公になることは絶対に避けなければならない。強さと弱さを合わせ持つ複雑な性格のノラを守りつつ、マイケルは自分の無実を証明するために、陰謀の真相を突き止めようと調査を始める。だが、次々と思いもよらぬ事件が起き、彼は蜘蛛の巣にからめとられるように絶体絶命の危機に陥っていく…。ホワイトハウスを舞台に、巧妙な罠を仕掛ける敵とマイケルが繰り広げる白熱の頭脳戦。圧倒的な面白さで全米を熱狂させたサスペンス大作。

著者等紹介

メルツァー,ブラッド[メルツァー,ブラッド][Meltzer,Brad]
ニューヨーク市ブルックリン生まれ。1996年コロンビア大学ロースクールを卒業。同校在学中に『最高裁調査官』(ハヤカワ文庫NV刊)の出版が決定し、「ニューヨーク・タイムズ」や「タイム」といった活字メディアのみならず、テレビ「トゥデイ」などでも取り上げられ、一躍脚光を浴びた

中原裕子[ナカハラユウコ]
東京生まれ、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mik.Vicky

3
タイトルから想像するに、法的な駆け引きがメインストーリーかと思って気合入れて読んだら全然違った。英文がそうだったのか訳がそうなのか、今まで読んだことが無いような文体だったがドンドン読み進めることが出来た。ハリウッド映画・ドラマで見られるアメリカンなやり取りが面白かったが自分でこのような軽口を叩くのは難しい。現実には到底ありえない様は話だが、ホワイトハウスの日常的な部分はこんな感じなのだろうか、実際に体験してみたい。2016/04/28

ひなた

1
★★★軽快なテンポでさらさらと読める。大統領の法律顧問という日本人には殆ど馴染みのない職業とホワイトハウスの内部の描写はなかなか楽しめる。2012/11/18

godubdub

0
著者の「最高裁調査官」は夢中になって読んだので,久しぶりに手に取ってみた。大統領法律顧問のスタッフの一員になった主人公が,大統領の娘と付き合い始め,陰謀に巻き込まれていく話。主人公のマイケルの視点で,時系列に沿って,結末まで展開していく。そういう意味ではノンストップで,誰が黒幕かという関心で最後まで引っ張られていくといった感じ。途中の振り回され具合がなんともといった感じだが,読後感は悪くない。2016/11/14

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