内容説明
都会の生活に疲れた女性作家が、美しい自然に囲まれたとある田舎町で7匹の猫との共同生活をはじめた。陽気でおしゃべり好きな雑種のビティ、誇り高いペルシャ猫ケイト、ずる賢い黒猫ソクシー…。個性豊かな愛猫たちの暮らしぶりの中から彼女は、自分らしく生きるために大切なさまざまなことを発見していく。楽しくて、ちょっぴり悲しい心癒される猫エッセイ。
目次
ビティ
ポピー
チェスター
ソクシー
トロット
スィート・ウィリアム
ケイト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヘブンリー
3
図書館でたまたま見つけて、「7匹の猫」に惹かれて読みました。こんな風に猫と交流できるっていいなぁ。うちの猫とは大違い(?!)猫をfダシにして書かれた人間洞察も面白かったです。2012/01/20
せとら
2
最初は猫の話だったから読んだのだけど,ためになることがたくさん書かれていて,また読みたくなりました.猫って良いなぁ,と改めて思いました.猫を通して私もいろいろ学びたいです.2011/09/11
Mayumi_M
1
数々の人生訓は考察に値するレベルだというのに、ポピーとトロットに対する裏切りには納得できるものがないって何というか。2025/03/14
よ
1
猫たちと暮らし、丁寧に向き合う。著者の猫たちに対する関わり方はとても素晴らしく、それぞれの生い立ちの背景や性格、行動の意味を分析して猫からたくさんのことを学び、私たち人間が人生を生きていく姿勢にまでも考えを巡らせている。『周囲のいたるところに存在する真理をとりこみ、それを我がものにするならば、その技術は偉大な人生、思慮深い人々、書物、会話、自然、物語から ー猫からさえー 得られるものだ。』2019/01/12