内容説明
貧困や病気に苦しむ人たちの救済活動に一生をささげ、「貧しい人たちの聖女」と呼ばれたマザー・テレサ。彼女はこの本のなかで、みずからの生きかたを、愛と信仰のことばでふりかえりました。世界中の人々の心を揺り動かした偉大な母からの最後のメッセージ。
目次
1 祈り
2 信仰
3 愛
4 奉仕
5 平和
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黒頭巾ちゃん
38
マザーテレサに関する人の行いがメインです。彼女は「愛を大事なものを与え続けた人」です。レベルは「傷つくまで愛する。そこで傷ついたら、もっと素晴らしい人間になる」と。よく「魚を与えるのではなくて、魚の獲り方を教えることが大事」とありますが、彼女が接した貧しい人達は「魚をとる道具すら持てない貧しい人」なのです。また、現代人には「沈黙をして考える時間が必要」としています。お風呂場で実践するのもありですね。彼女から大事なものを学べます(*^_^*)何もお金持ちになることが幸せではないと。2013/09/30
ramo
0
救いを求める側になるか、与える側になるか。常に与える側であったマザー・テレサ。宗教への信仰やボランティア精神が根付いていない日本では、なかなか理解されにくいところなのかもしれない。これだけ豊な日本でも救いを求める人は多くいる。坊主バーの流行もその表れのひとつなのだろう。与えても与えても裏切られる。裏切られる=見返りを求めてるなんだよな。『それでも』与え続けられる人、そんな人が一杯なら世の中は平和だろうし、そういう人でありたいとまずは思うことから。2017/02/12
ゆーや
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2013年62冊目。 「あなたの中のカルカッタを見つけなさい。」 必ずしもインドに来ることが必要なのではなく、 身近なところから自分が奉仕できる対象を見つけなさいというメッセージ。 そして、必ずしも事を大きく進める必要はなく、 「個人に対する愛」から全て始まるという。 清貧の精神などは真似できそうもないが、 一人ひとりに「望まれて生まれてきた必要な人」として接する姿勢は感銘を受ける。 マザーに関する他の本も読んでみたいです。2013/06/22
森の天使
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読むと心がきれいになったような 気がします。2012/07/25
Jane Doe
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kolkata-varanasi 旅行中に。2010/09/24