Hayakawa novels<br> 不屈

Hayakawa novels
不屈

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  • サイズ B6判/ページ数 366p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152081117
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

貴族の血を受け継いでいながら、ひとりスコットランドの山中で孤独な暮らしを続ける青年画家、アリグザンダー・キンロック。ある日、彼は自分の山小屋で待ちかまえていた四人の暴漢に襲われ、あやうく命を落としかける。闇雲に「あれはどこにある?」と脅されたあげく、わけのわからぬままに崖の上から突き落とされたのだ。事件が起きたのは、アリグザンダーが母の屋敷へ行こうとしていた矢先だった。ビールの醸造会社を経営している義理の父が、心臓発作に倒れたとの知らせを受けたのだ。全身の怪我をおして屋敷に赴いた彼は、義理の父の会社が倒産寸前であることを知る。経理部長が莫大な資産を横領して姿を消したらしい。しかも、会社が主催する障害レースの賞品である純金のカップも行方がわからない。会社の危機を救うべく奔走をはじめたアリグザンダーは、自分を襲った暴漢は横領事件に関係があるのではとの疑念を抱くが…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bapaksejahtera

15
久々落穂拾いの競馬シリーズ。主人公は伯爵の甥であり、母は準男爵であるビール会社持ち主の後妻。主人公は画家としてスコットランドの山中で一人暮らしをしつつ画業に勤しむ。義父の会社は順調な経営であったが、股肱の経理部長から大金を持ち逃げされて経営危機に至る。この事件と共に伯爵から預かったとされる家宝の在り処を尋ねるらしい4人の悪漢から主人公は山小屋で暴行されるスタート。主人公と円満別居中の妻が調教する馬のレース参加が絡み、お馴染みの軽やかな進行だが、主人公を含め登場人物の性格設定と変容がどうにも馴染めなかった。2023/06/08

冬薔薇

1
積ん読本、初読み作家。山小屋暮らしの画家が事件に巻き込まれる。競馬メインではなかったが、内容盛りだくさんで面白かった。ヤング探偵出来すぎ。2025/06/06

満月-ya

0
★★★★★2002/01/31

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