内容説明
FBIの伝説的プロファイラーと呼ばれ活躍した著者が、25年にわたる実地の体験を鮮明に再現するサディスティックな犯行と心理。全米を震撼させたベストセラー。
目次
殺人者の心の中
母の名前はホームズ
雨滴に賭ける
狙撃手時代
行動科学課
囚人たちとの面接
心の暗黒へ
殺人犯には言語障害が
殺人者と被害者の立場で考える
誰もがもつ「不安誘発要因」〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
色々甚平
7
羊たちの沈黙の元ネタに近い立ち位置らしい。またNetflixドラマ「マインドハンター」の原作。プロファイリングというものの必要性と有用性を証明するために動いた著者の自伝に近い形になっている。アカデミー賞をとったノーカントリーのように異常な殺人、理解し難い理由が国全体で増え始め、今までの捜査だけでは不十分だった。このような殺人をする人間がアメリカンサイコなどに繋がると考えて読むと現実、小説に現れるシリアルキラーを考えるきっかけになった最初の本かもしれない。今はもっと洗練された本も出ているかも?2018/11/10
雑食奈津子
6
FBI心理分析官のロバート・レスラー氏の相棒とも呼べるジョン・ダグラス氏の著書。時には敵対してしまった二人でも、犯罪に対する強い怒りは共通する。2019/04/29
新橋九段
2
プロファイリングブームに乗っかって出版されたものの1つで、ほかの本に比べて別段新鮮さはない。2019/03/11
釈聴音
2
記述が所々冗漫で、一章の中に複数のケースが混在していて読みにくい。法医学的記述も不十分。2012/10/16
ケロたん
1
アメリカは凶悪性犯罪者が多い? 日本の警視庁は、性犯罪は年々減少傾向だが、韓国人、中国人、ベトナム人の性犯罪者は増加していると発表している。技能実習生や留学生を入れるだけでなく法整備を整えないと。2022/04/05