内容説明
10年間におよぶ綿密な調査・分析のうえに立って執筆された本書は、これまでの日本報道がいかに誤解と偏見に満ちているかを痛烈に批判するとともに、日本経済システムの構造とその優秀性を徹底的に解明した画期的な大著である。アメリカ各大学で日米関係のテキストとして採用された注目の日本論、待望の邦訳となる。
目次
第1章 サヨナラ、資本主義
第2章 隠れた強味
第3章 あきらめません、勝つまでは
第4章 見えない怪物、大蔵省
第5章 多彩な脇役たち
第6章 貯蓄をせんとて生まれけん
第7章 日本の雇用制度
第8章 系列とカルテル
第9章 管理された現実
第10章 資本の行方
第11章 独占的急成長の構図
第12章 二一世紀の覇者