内容説明
1964年、オレゴン大学の元陸上部員フィル・ナイトは、大学時代の恩師と500ドルずつ出しあい、小さな運動靴販売会社を設立した。日本から輸入したオニツカ(現アシックス)シューズを競技会場で売り歩いていた彼らは、その利益をもとに、独自のシューズ開発に乗り出す。そして7年後、ついに完成した新型シューズの箱には、新しいブランド名が印刷されていた―「ナイキ」と。革命的な高性能シューズと斬新な広告・マーケティング戦略で、ビジネス、スポーツ、大衆文化の世界を塗りかえたナイキ。その成功の陰にはJUST DO ITの精神をモットーに、つねに挑戦を続ける創業者フィル・ナイトの強烈な個性があった。世界No.1のスポーツ&フィットネス企業を一代で築き上げたカリスマ的な起業家の半生を軸に、マイケル・ジョーダンや野茂など超一流スポーツ選手に愛用され、世界中の若者に熱烈に支持されるナイキの魅力のすべてを解き明かす!アメリカの新世代作家が放つ力作ノンフィクション。
目次
プロローグ シカゴ
バルセロナ
ビーバートン
アトランタ
大韓民国、釜山
カンザスシティ
ニューアーク
ノースカロライナ州デュープリン郡