内容説明
抱腹絶倒のクロス・ジェネレーション・コメディ。怒濤の６０年代を生き抜いた男が、９０年代のマテリアル・ガールに恋をした。１９６０年代の後半に“セックス、ドラッグ、ロックンロール”を掲げて、世界中を揺るがしたウッドストック世代の若者―だが、時は流れ、そんな彼も、いまや中年の危機に怯える毎日。しかもよりによって、キュートな女子大生と恋に落ちてしまった日には…。おまけに、前妻との間にもうけた息子まで引き取ることになって、もう、家じゅう大騒ぎ。期待の新進作家がアップテンポに奏でる、痛快ラヴ（＆ピース）・コメディ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジャッキー
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ウッドストックが舞台の小説。1960年代にヒッピーして、1990年代の今、古物商をしている男性のところに美人女子大生が住むことになります。古物商の男は年の差なとお構いなく、結婚しようとしますが、最後には振られます。1960年代後半を青春として過ごした男の哀愁が悲しく、また面白く書かれています。やや過激なセックス描写も大変すばらしいタッチで書かれています。最近読んだ本の中では、最高の面白さでした。この著者の本がもう一冊出ているようなので、さがして読みですね。2010/09/05
