お辞儀の秘密―アメリカ人教師のニッポン呆然日記

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お辞儀の秘密―アメリカ人教師のニッポン呆然日記

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  • サイズ B6判/ページ数 273p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152079336
  • NDC分類 934
  • Cコード C0098

内容説明

日本の生徒に「生きた英語」を教えるべく、若きブルース先生は栃木県の中学校へやってきた。そこで先生を待っていたものは…エンカイ、カラオケ、ロテンブロ、そして儀式のごとくオジギが繰り返される毎日だった。別になんのことはない。ありふれた日本の日常である。が、ブルース先生にとっては疑問の連続だ。しかも、日本の生活を知れば知るほど、謎は深まっていく。ウンドーカイ、ケッコンシキ、ゴーコン、ラブホテル…。イナカの町に、外国人はブルース先生ただ一人。習慣や考え方のギャップに悩みながらも、同僚や生徒たちとの心の交流に支えられ、先生はニッポンの日常生活に隠された「秘密」を探っていく。思わずはっとし、つい身につまされるエピソードの数々をちりばめつつ、日本の教育も真面目に論じた、小市民的な視点から見た日本論。

目次

開いたドアを通って
赤信号と緑のお茶―“線を引く”ということ
方法を学ぶ―学校での第一日
暗闇の顔―歓迎パーティ
ピンクの帽子と心の鍛練―運動会
地方に行く―栃木の秋
黒く塗った頭と短いソックス―中学校の制服検査
円のなかで―入院さわぎ
ゴミの日―日本の学校における忠誠の契り
壜入り牛乳とプラスチックの箸―学校給食で失われた技術〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

横丁の隠居

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アメリカの若い人が、日本の地方に教師としてやってきて、どう感じたかを率直に書いているのがとても興味深い。日本の教育システムに関する彼の観察はそれほど間違っていないと思う。日本の学校システムは平均的な企業人を養成するための巨大な装置である。それはともかく、結局彼は日本人女性のナンパに成功したのかどうかが知りたいところだが・・・2014/10/04

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