内容説明
戦慄の異常殺人者は誰か。麗しき女性たちを誘拐し、惨殺する薔薇の殺人鬼。その正体を探る辣腕女性弁護士の行く手には―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Panzer Leader
54
徹夜必須のリーガルサスペンス+サイコパス物+どんでん返しとの売りの通り確かにページターナーさせる程の力作ではあった。だけど話を面白くさせるために辻褄が合わなかったり、手間暇かけすぎじゃねと思われる場面も多々あり。面白けりゃ多少の齟齬はいいんだよという作家の剛腕振りはあっぱれ。「『羊たちの沈黙』をディズニー映画にしてしまうスリラーとか第二の『法律事務所』」はさすがに煽り過ぎだと思う。2021/08/19
Cinejazz
10
弁護士作家フィリップ・マゴ-ンによる法廷サスペンス、スリラ-、ミステリ-の旨味をとことん叩き込んだ、翻訳者の田口俊樹氏が絶賛する超面白です。悪魔の仕業を思わせる連続猟奇殺人犯を追う殺人課の女性刑事の執念、その被疑者から弁護を依頼された女性弁護士の苦悩、救出された被害者の隠された思惑が絡みあい、恐怖とミステリアスな展開に翻弄されながらの衝撃的クライマックスまで、一気読み必至の徹夜本でありました。2021/07/09
Bond
0
今まで読んだ4冊の中で一番面白かった。法廷物を期待すると物足りないが、サスペンス・スリラーとしては満足です。2021/11/03
rubix56
0
自炊2018/05/05