内容説明
十六歳のわたしは故郷を捨てひとりアメリカへ渡った…。２０世紀初めから現代まで、アイルランド移民家族の四代にわたる愛と葛藤の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
aspentree
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「2001アメリカエッセイ傑作選」に掲載されていたメアリー・ゴードンの作品を読んで、彼女の作品は好きかもしれないと思い、読んでみたもの。ほんの一日の出来事の中に４代にわたる家族の歴史やそれぞれの思いが紐解かれる大河物語。読みごたえもあり、読後感も良かった。自分の中に埋もれていて、自分でもうまく言葉にできない気持ちというのが誰にでもあると思うけれど、この本を通して整理されるというような体験もできました。2014/02/20
