内容説明
迫真のサイコ・スリラー。凶行を続ける犯人、精神科医の弟、バレン刑事―大陸を縦断して3人が展開する追跡劇の結末は?緊迫した筆致で描くベストセラー大作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
卯月
1
職場本棚。自分の伝記を書かせるために女子大生を誘拐した男は、彼女を車で“感傷旅行”に連れ回す。多数の州に跨るので相当移動しているのだろうけれど、私が米国の距離感を全く掴めん(汗)。バレン刑事は、姪を殺した疑いのある男を追って、男の弟に接触するが。人間が歪む原因が幼少時に経験した理不尽への怒りであっても、同じ生い立ちでも同じようには育たない。ラスト、似たシチュエーションをどこかで見たな、と思ったら、前に職場本棚で借りた別の国のミステリだった。事件は全然違うが、犯罪者が人目を忍んで潜伏し易い環境が似るのかな。2016/05/07
tai65
0
星4つ2012/07/30