内容説明
輝ける５０年代の青春と、何かを喪失してゆくその後の４０年間の時代の様相を、一友人の死を通して描く、人気コラムニスト渾身の長篇エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
52
読友さんのレビューより、スペンサーシリーズであのホークがこの本を読んでいたと拝見し読んでみました。1950年代に作者とイェール大学の同級生だったデニー。その後55歳で自殺。人気コラムニストの作者は自殺の真相を追って行く。デニーは大学時代成績優秀、水泳の強豪選手、ローズ奨学生でロンドンに留学。仲間内からは「将来の大統領候補」とも言われるくらいの好青年だった。そんな彼が何故自殺を？社会人になってからの軌跡を追う作者は、大学時代とは違うデニーの姿を知る。⇒2016/07/18
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