感想・レビュー
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印度 洋一郎
2
大戦中盤まで、満足とは言えない戦力ながらもイギリスへの海上補給に大打撃を与えていたドイツ海軍だが、アメリカが参戦し、輸送船団を守る護衛艦、広大な海域をカバーする長距離哨戒機、更に船団護衛に特化した小型空母などを大量を投入するに至り、敗れ去っていく。とはいえ、その実が出てくるのは1944年に入ってからだから、意外と遅い。1943年まではドイツ側の被害も増えつつも、それなりに戦果も挙がっていたが、1944年を境に急激にドイツ海軍は出番を失っていった。出撃しても撃沈されるばかりだが、それを承知で出撃は続いた。2024/02/07
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- 和書
- 歎異抄略註