内容説明
いじめ・体罰事件が連日報道された1984年、日本経済を専門とするアメリカ人教授が日本の大学に交換教授として赴任した。本書は、彼が教育学部で教えるなかで実際に接した教育の現状と、それをとりまく普通の人々の姿を報告し、分析したものである。
目次
1 ドライヤーのための死
2 競争
3 規則、規則、規則
4 変わった若者、変わらない制度
5 罰
6 暴力の教訓
7 愛のムチ
8 安らかに眠って下さい
9 いじめられて死ぬ
10 体罰の落とし子
11 単一民族社会?
12 将軍の幽霊
13 政治の旋風
14 明るい面