内容説明
世界じゅうの人々を魅了したあのダイアナ・スマイルの下に、深刻な思いが隠されていたとは誰が知りえよう。両親が離婚し、母から引き離された薄幸な少女時代、夫チャールズ皇太子の長年の不倫と愛のない結婚生活、王室での孤立、マスコミや護衛にとりかこまれた不自由な日常―。何度も自殺を企てたほどの苦悩のなかで、ダイアナ妃はやがて大きな自己変革をとげていった。ひとりの女性として、彼女はどこへ行こうとしているのか?プリンセスの姉弟、友人、カウンセラーたちの率直な証言が、数々のゴシップによって歪められたダイアナ妃の実像を初めてあかす。英王室の検閲を逃れて執筆され、全世界に衝撃をあたえた話題の書、ついに完訳。
目次
1 「これはほんの始まりです」
2 「私は男の子に生まれてこなければいけなかったのです」
3 「『殿下』と呼びなさい」
4 「死はとんでもない希望を抱いていたのです」
5 「あれはみんな、助けをもとめる必死の叫びだったの」
6 「あなた、私、もうだめ」
7 「人生を見る目が変わりました」
8 「あの人たちには干渉しません」
9 「できるだけのことはしました」
法律問答―チャールズとダイアナは離婚できるか?
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