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内容説明
アメリカ随一の伝統と影響力を誇り、ヴェトナム戦争に際しては反戦報道によってその名を高めた“世界一の地方紙”、ニューヨーク・タイムズ。その毎日の紙面の裏側で、報道現場の人人は何を感じ、考え、行動したのか?紙面からはうかがい知れない彼らの日常、その激しい権力闘争、本社と支局、とりわけワシントンとの確執、そして歴代の発行者であるオックス=サルズバーガー一族の織りなす人間模様をなまなましく綴る。60年代アメリカ・ニュージャーナリズムの旗手による不朽の名作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yakmy
1
少しばかり長い。時系列も不明確だし、登場人物も多すぎる。なので、正直なところは斜め読みだ。猥雑な編集局の雰囲気は好感がもてる。最前列の机のベテランに良いネタを割り当て、編集局の奥の若手にはつまらないネタを。アイビーリーグ出身者と並んでやってきた学歴のない男を採用し、一級の記者に育て上げる。度量があったんだなー。それにしても、権力志向だったり、治外法権なワシントン支局、縦割り意識は日本企業みたい。実力主義な分、プライドはとても高い。2017/07/15
夢仙人
0
多少冗長であるが、ニューヨーク・タイムスの生い立ちを知ることができた。2010/04/29