解剖学者のノート

解剖学者のノート

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  • サイズ B6判/ページ数 196p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784152033840
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0098

内容説明

解剖医として接してきたさまざまな死を通して、人間の生命、文化と社会を語る。人間に対する深い洞察と理解、愛情に裏打ちされた異色のエッセイ集。

目次

1 インバーミング
2 双生児
3 死してなお闘う者
4 体の部分の話
5 ハエ
5 外側から見た体
7 生者としての死者
8 幼児虐待への省察
9 奇形学
10 男性性器の解剖学

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

志村真幸

1
 著者はメキシコ出身の医学者で、カナダやアメリカで病理解剖学者として活動した人物という。  本書は、衒学的なエッセイ。エンバーミング、シャム双生児、幼児虐待、奇形、男性性器といったテーマについて、自身の体験と蘊蓄を傾けている。病理解剖学者がいかに奇妙な体験をするか、驚かされる。そして恐ろしいまでの蘊蓄。ギリシャの古典からケネディ大統領暗殺をめぐる議論まで、びっくり箱のように次々と話題に挙げられる。まるで南方熊楠みたいだ。 2019/02/16

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